ビタミンP

苦心惨憺して書いている作品を少しでも褒めてもらうと、急に元気づく。それをトーマス・マンはビタミンPと呼んだ。

ジャグアーは

2020年01月07日 17時51分11秒 | Weblog

ジャグアーは、ロールスロイスやベントリーを目指しているがゆえに、

ジャグアーであり続けるのである。

(徳大寺有恒/自動車評論家・元レーシングドライバー)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人のエネルギーの総量

2020年01月07日 17時47分15秒 | Weblog

一つの雑誌、特に全く新しい創刊誌にかけられる一人のエネルギーの総量には限りがあ

る。

それは多分長くて5年程度だろう。

仮にそれ以上続くとしたら、それは各号に充分にエネルギーを出し切っていなかったか、

惰性とマンネリに陥ることを自らに許しているかのどちらか以外の何者でもない。

 

(大川 悠/2006に退社した元・二玄社自動車部門総編集局長・・・1984年に創刊した新感覚の自動車雑誌「NAVI」の初代編集長を退任するに当たって)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユーノデュエールの直線

2020年01月07日 16時57分02秒 | Weblog

ユーノデュエールの直線が終わるあたりの松林の間を、

光の帯が轟音と共に飛び去り、バックファイアで車体を浮き上がらせる夜。

けだるい午後の日差しにゆるんだ神経を一撃する排気音。

さらには薄ぼんやりした明け方、トロリとする意識の中に突進してくるクルマ・・・。

ル・マンならではのレーシング・ロマンは尽きることがない。

(中島祥和/『砂の海を越えて 篠塚健二郎の挑戦』『遥かなるマッキンリー 植村直己

の愛と冒険』などで知られるジャーナリスト・作家・・・1989年ル・マン後の記事の中で)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする