きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

ヘチマ

2011-10-20 | 日々の出来事
今日もいい天気。少し前の話ですが、理科で植えたヘチマが、たくさん立派な実をつけました。春に芽を出し、夏に気温が上がると、茎(つる)がどんどん伸び、秋に気温が下がると、茎が伸びなくなる、という、気温の変化と植物の成長の関係を勉強します。そして、実をつけて、種ができて、枯れてなくなり、来年また芽を出す、というサイクルを勉強します。一年がかりの学習なので、なかなか面倒です(笑)。

ヘチマの実ができたので、タワシを作りました。ヘチマの実は、最初は緑色でみずみずしくて重い実ですが、そのうち黄色く色が変わって少し軽くなり、最後は真っ黒でカラカラの軽い状態になります。真っ黒になった実の先を開けると、乾いた種がポロポロとたくさん出てきます。楽しい!シワシワの皮をむくと、タワシの状態になっています。黒くなった実からとったタワシは、固くて黒いので、その前の状態でタワシを作ってみます。


黄色くなったヘチマを、いくつかに輪切りにして、鍋でゆでます。しばらくゆでると、皮がやわらかくなってきます。取り出して水につけると、皮がペロンときれいにむけます。種は放っておいて大丈夫。そのまま、1~2日、干して乾かします。乾くと、中の種がポロポロ取れて、きれいなタワシの出来上がり。何日か、水に漬けておいて、実を腐らせてタワシにするという方法もあるようですが、ものすごく臭いというので、ゆでて作りました。楽しかった!

ヘチマ水(化粧水)も取りました。ヘチマの実から取るのかと思ったら、茎から取るんですね(笑)。ヘチマの根元から20~30cmくらいのところで茎を切って、茎の先をペットボトルに挿します。口をラップで巻いて、雨やゴミが入らないようにして、そのままペットボトルを一晩放置します。すると、きれいなヘチマ水がたまっています。楽しい!天然の化粧水ですが、青臭くて使う気はしませんでした。加工して、普通に使える化粧水にできるようですが、そこまではしていません。楽しい経験が、たくさんできました♪


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