きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

月と蟹

2011-10-13 | 

図書館で借りて、道尾秀介の「月と蟹」を読みました。直木賞受賞ということで、聞いたことがあったので、読んでみました。道尾秀介の本を読んだのは初めてですが、読みやすくて、すいすい読めました。いじめられたり、虐待されたりしている小学生の男の子が、秘密の場所で、ひとときの楽しみを見つける。ヤドカリを神様に見立て、ヤドカミ様に願いをかける。遊びで始めた儀式が、いつしか彼らの心の闇をさらけ出すことに。彼らは神様に何を願うのか。そして、願いはかなうのか。こういう、幼い少年ならではの、心の闇を描いた話は、心が苦しいけれど、引き込まれてしまいます。後半のクライマックス部分がとても面白くて、一気に読み進みました。ラストは、このまま闇が続くような重苦しい感じではなく、一旦リセットという結末だったので、するりと終わってしまった、という感じですね。

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2011-10-13 | 日々の出来事
晴れているけれど、雲も出ている天気。ようやく、体調が少し良くなり、普通に過ごすことができました。健康第一。気温のせいなのか、学校に、ヘクサンボが大量発生しています。廊下の窓に何十匹も張り付いていて(子供が数えたら150匹以上いました)、かなり不気味です。数が多いし、臭いし、嫌な感じです。

そういえば、うちの屋根(雨どい)に蜂の巣があるようで、屋根の隙間から、屋根裏の物置きに、大きな蜂が何匹も入り混んでいました。物置きのドアを開けると、部屋に入ってくるので、ドアを締め切っていたのですが、物置きに入ることはできても、外に出ることはできないみたいで、入った蜂はそのまま死んでしまいます。先日、扇風機をしまおうと、物置きを開けたら、50~60匹の蜂が死んで、床に転がっていました。気持ち悪っ!!!ほうきで掃いて捨てました(焼きました)。季節が終わったのか、もう蜂は見かけなくなりました。

虫は、苦手ではありませんが、大群は気持ち悪いです。

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