「北の山・じろう」日記

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2024MLB>アストロズは、なぜ菊池雄星を獲得したのか❓

2024-08-04 10:53:26 | MBL & プロ野球

アストロズは、なぜ菊池雄星を獲得したのか❓
これは、かなり主にアストロズ関係のメデイアから疑問の声が上がっていました。
菊池雄星が、やっとメジャーで一流の成績を上げたのは32歳の去年が初めてです。2022年までの5年間は鳴かず飛ばずと言ったところでしょう。右投手なら解雇されていたかもしれません。
一流の成績は去年だけで、今年は順調とは言えない成績です。
普通に考えてもアストロズがプレーオフに向けて補強するなら、ほかの選択肢もあったと思います。

今日、アストロズに移籍後、初先発しました。

「ノーラン・ライアンやランディ・ジョンソンさえ届かなかった数字」 菊池雄星、アストロズ初登板に地元メディア驚き
8/3(土) 14:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e262a9b8eb928a6dbb930c4876cf9a204e1ade3
アストロズ・菊池雄星、「新天地デビューで8K」はメジャー新記録 「トレードに文句を言う連中をうなだれさせた」地元局は好投たたえる
https://www.chunichi.co.jp/article/938053

初回2失点したもののその後は、今シーズン初めてのような快投をして見せました。
今日だけ見ればアストロズの雄星獲得は成功だったと言えます。
『アストロズは、なぜ菊池雄星を獲得したのか❓』
不思議だと思いませんか❓
それを考えてみたいと思います。

アストロズを見ていると余り特徴がなく特別製の有力選手もいません。
最近はチームの高齢化が進み、やや出足が悪くなりました。それ以前は、ア・リーグ西地区の強豪チームでした。
なぜ強豪なのか余り理由が分かりません。
何となく強くて何となく勝っている印象しかありません。

しかし毎年のように地区を勝ち上がりプレーオフでも良い成績を収めています。
去年のチームもそれほど強くは見えませんでしたが、プレーオフではリーグ優勝決定戦まで進出し第7戦までもつれた末に、レンジャーズに敗北しました。
それ以前のアストロズに比べると去年は、かなりチーム力が落ちていたと思います。

見ていて思うのは、球団も監督やコーチも選手自身もレギュラーシーズンとポストシーズンの勝ち方をよく知っているな・と思います。
そしてそれに必要な選手層があります。

この秘密は何か❓
段々、分かってきたでしょう❓

セイバーメトリクス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B9
セイバーメトリクスでは限界がある!?
メジャー球界の越えがたい年俸格差。
2013/10/27 08:01
https://number.bunshun.jp/articles/-/730096?page=2
セイバーメトリクスの歴史と対象
https://baseballconcrete.web.fc2.com/briefing.html

これが答えです。
セイバーメトリクスの総論の部分は分かります。
しかし、各論はその球団が独自に研究し開発した部分が大きいと思います。当然、各論の部分は非公開です。
この非公開の部分にアストロズの強さの秘密が隠されていると思います。
私は「OPS」ばかり取り上げますが、OPSはごく一部にすぎません。膨大な項目があり多岐にわたります。

それを元に各球団は、編成や強化に戦術、トレードなどの新規戦力の獲得を行います。
だから、この部分は球団独自の部分が多く、その差が大きいと思います。

結論は、アストロズはセイバーメトリクスの各論の部分に優れた球団だと思います。残念ながらアストロズがそれを公開することは、ないと思います。

そのセイバーメトリクスの各論の部分で菊池雄星が何らかの優れた数字を示していたからアストロズは獲得したのだろうと思います。
プレーオフ用に獲得したのだから隠れた何かがあったのでしょうね❓

そしてアストロズは、セイバーメトリクスの各論を応用した戦術の部分でも優れています。
例えば❓
サイン盗みが大問題になった年です。
ドジャース球場でダルビッシュを打ち込みました。
ダルビッシュは当時、プレーオフ用の切り札としてドジャースが獲得した投手です。それを、ものの見事に打ち崩しました。これはビジターでの試合ですから、サイン盗みは関係ありません。
どうしてそうなったかを考えてみると、ドジャースの分析担当がダルビッシュを短期間で丸裸にしたのだろうと思います。普通なら見落とすわずかなフォームの違いを見抜いて球種が分かったのだろうと思います。
それを伝えられた選手が、ダルビッシュを粉砕したと言うことだろうと思います。
投球フォームにわずかな癖があることは、他の球団も知る処になりダルビッシュは、以後苦しむことになります。
今でもその癖が出るときがあるのだろうと思います。
時々、狙い撃ちされます。

つまりアストロズは、一事が万事こんな調子です。

菊池雄星を獲得するにあたり徹底的に菊池雄星を分析したと思います。
優れたアストロズの分析班は菊池雄星の改善点も分析したでしょうね。投手コーチが菊池雄星にそれをアドバイスしたのかもしれません。

この通りだとは言っていません。
結果として菊池雄星は、アストロズでのデビュー試合で見事なピッチングを披露しました。
今後に期待が持てることは確かです。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b



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