ロシア軍パイロット、自らヘリコプター操縦しウクライナへ逃亡 ウクライナ当局者明かす
2023.08.25 Fri posted at 11:26 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35208257.html
軍用ヘリのMi8でウクライナ領に逃亡しました。亡命と言うべきですね。知らずに連れてこられた同乗者がいて、逃亡を図ろうとした2名は排除されたようです。捕虜になれば死なずに済んだのですが・・・
家族をロシアに残すと迫害されるので家族も別の手段で脱出したようです。
貴重な軍用輸送ヘリがおまけですから、ウクライナ軍も嬉しいですね?これから、流行るかもしれません。結構、地上のロシア兵にも投降する兵士がいます。専用の連絡チャンネルがあり、それを通じてウクライナ側と連絡が取れるようです。打ち合わせをして安全に投降出来るようになっているようです。銃撃戦をやっている戦場でウクライナの陣地の方に走って行けば、味方からも敵からも銃撃されますから、このような事前の連絡システムが必要なのです。
ウクライナで犬死するのが嫌なロシア兵は少なからずいると思います。実際にそのような投降兵は1万人を超える数のようです。家族の迫害を避けるために詳細が明かされる事はありません。
ロシア兵の場合、ロシアの行いが悪いですからウクライナ以外に逃亡先がありません。ウクライナ以外に逃亡すると、ほぼ逃亡兵として逮捕されて強制送還されると思います。それくらいロシア兵は、周辺国から嫌いぬかれています。ベラルーシなどロシアのグルだから無理です。ジョージアだって逃亡ロシア兵が見つかれば無事で済むかどうか分かりません。エストニアやラトビアでも、うっかりロシア兵が越境すると銃撃されるかもしれません。
ロシア兵が無事に亡命か逃亡できる先は、皮肉にもウクライナしかありません。他の国では、連絡の取りようがありません。ウクライナには、連絡チャンネルがあるからいつでも連絡できるという訳です。
ヘリコプターか戦闘機でも持参で亡命すれば喜ばれるのは確かです。
亡命するロシア人にとっても考えてみるとウクライナが一番安全な亡命先です。衣食住は提供してくれるでしょうし、何より一番危険なロシアの暗殺者の手から守ってくれます。結構、亡命先で暗殺されている亡命ロシア人はいます。