「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ紛争>クリミア橋爆破事件その後<2023年7月

2023-07-20 18:47:15 | ウクライナ紛争

クリミア大橋を破壊したとされる「水上ドローン」とは? ウクライナは「攻撃用無人舟艇」の開発に成功したのか?
2023年7月18日(火)19時24分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/07/post-102209_3.php

その後、橋の映像が出ましたので何で攻撃したのかが分かりました。無人艇2隻で攻撃しています。
何故かその時間を正確に伝えたのは、ワグネルの「テレグラム」チャンネルの「グレー・ゾーン」でした。攻撃は、2回で時間は「午前3時04分」と「同3時20分」です。
ロイター
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2YX08Y

橋の映像
https://img-newsweekjapan.jp/stories/2023/07/18/cremeabridge1.jpeg

ミサイル攻撃した場合は、橋に穴が開きます。路面が橋桁から落下しているのは、下から強い圧力がかかったためです。つまり、攻撃は無人艇2隻により行われたことが推測できます。

去年の10月の爆破事件は、車爆弾が使われたと、当初言われました。

BBCがいかにもイギリス人らしく軍の専門家や建築の専門家を招いてなぞ解きをやりました。

※今回の事件に関する記事
クリミアとロシア結ぶ橋で爆発、2人死亡 プーチン大統領は「テロ」攻撃への報復を約束
https://www.bbc.com/japanese/66229852

以下が、前回の爆破事件の謎解きの記事です。
【解説】 誰が、何が? クリミア大橋の爆発 これまでに分かっていること
2022年10月10日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-63196414

橋桁が落ちるのは、上からの爆発では無理であることを説明しています。問題のトラックの後方で火の玉が発生してその後、トラックが爆発しています。だから、トラックは爆発には無関係です。
では、犯人は?
映像には、少しだけ無人艇の頭と思われる部分が見えます。その後、大爆発が起きました。
無人艇が使われたというのが結論でした。

前回は、もっと被害が大きく橋は完全に路面が海中に落下しました。鉄道橋の方にも火が燃え移りました。貨物列車の火災も引き起こしました。

前回は、昼間に起きましたので半分自動操縦、一部手動操作が入っていたと思います。昼間であるのは、目視が必要だからだと思います。そして、列車が通るタイミングに合わせて突入させたと思います。今回よりは、大型で大量の爆発物を爆発させています。

今回は、破壊力はそれに比べると軽微ですから小型の無人艇2隻が使われています。それでも橋を通行不能にするのには十分な威力でした。

そして今回の攻撃の時間です。
「午前3時04分」と「同3時20分」
海面は暗くて視認は、ほぼ出来ません。
警戒のもっとも緩むような時間です。

おそらく完全自動操縦でしょう。
目的座標を入力すれば、無人艇が自動的に目的座標まで航行して突入する方式だと思います。おそらく、今回はそれを実験したのであろうと思います。

今後、ロシア側が警戒を緩めるようなタイミングを狙って攻撃が繰り返される可能性を示唆しています。

自動操縦方式の攻撃用無人艇が完成している可能性を、今回の爆破事件は示唆しています。

大型を使えば、鉄道橋の方にもダメージを与えられると思います。

おそらくクリミア橋は、修復不能なほどに破壊されると思います。それをロシア側が防御する手段は、ほぼないと思います。全長19kmの橋を完全に守るのは、現実的に不可能だと思います。

それが何を意味するかと言うと?
ロシア本土からクリミアへ陸路輸送する手段をロシアは失うことになります。クリミアへの補給は滞ることになります。兵員も武器も物資も、全部海路でしか移動または輸送出来なくなります。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



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