「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

長期的な視点から株価を、ごくごく大雑把に考えてみる<2022年07月02日

2023-04-03 18:54:20 | 株式投資 資産運用

先物トレード専門の私ですら、株価の推移を把握するために。超長期・長期・中期・短期・超短期、この程度に区分けして、毎週末株価の推移を研究しています。

どうして?
これが分からないと、目先の株価の流れが読めないからです。目先の株価の流れを読むためには、上記の期間ごとの株価の推移を、出来るだけ正確に把握する必要があるのです。

私が超短期のトレードに勝つ確率が高い、本当の理由はここにあります。
要領は、株価の流れを正確に読む。これに尽きます。
私が、勉強や研究がどのようなレベルになろうと必要だという理由も、ここにあります。

未来の株価が読めれば、簡単に勝てるでしょう?
そうなるために、こうしているのです。
ポイントは、全部自分の頭で考えることです。
人に教えてもらうようでは、ダメです。
自分の頭で考え相場力を、高める努力をしなければなりません。その先にあるのが?百戦百勝の世界です。

今回は、超長期の視点から株価を考えてみます。
ただし、これはチャートを見ての視覚的印象であり数字的に考えたものでは、ありません。

NYダウとN225で考えてみます。
リーマンショック前のピーク。
NYダウ約14000。N225約18000。
仮にこの後、暴落を経て経済が回復して順調に成長軌道に乗ったと考えます(事実そうなっています)。

そうすると?どこら辺が適切なピークであるか?
せいぜい、前回のピークの50%増しだと思います。
NYダウなら→21000
N225なら→27000

こう考えると、N225は水増しの部分が少なく。
NYダウは、物凄い「水増し」であることになります。
当然、その後の日米の経済成長には差があります。
その分、NYダウに+25%すると?
NYダウ→24500

これは、視覚的な印象でありそれ以外に何の根拠もありません。

チャートを見ると、NYダウは20000に到達するまでかなりの期間を必要としています。
20000を超えたあたりから、急速にバブル化しているのが分かります。
その後の急騰ぶりは、バブルそのものです。
30000の手前でコロナショックで、20000まで急落し、その後超急騰状態となりピークを示現しました。

この流れを見るなら、NYダウの適正価格は、20000であろうと思います。
現在、いかに買われすぎているか視覚的に分かります。

S&P500を、PERから考えてみます。
今、ピークから約ー20%の段階で約17倍です。
適正なPERは、約15倍です。それが、過去の平均値で普通のPERです。
20%下落して、なお割高だと言うことになります。
PER15倍の水準まで下落して、やっと普通の価格です。

でも、そこまで下落しても?
その前の高値があるから、お買い得感は全然出てきません。もっと下落してやっと?「お買い得感」が出てきます。

こうして、超長期の視点から現在の株式市場を眺めるなら?

まだまだ?お勉強(お値引き)が足りません!
と、言うことが分かります。
(まだまだ、全然高すぎる!)
売り手と買い手の力関係が変化すると?
(買い手の立場が強くなる)
セールスの方法は昔から同じです。
「お値引き!」
段々、分かってきたでしょう?

もっと売れなくなると?
(叩き売りの基本)
半値八掛け二割引・・・

今、株式市場ではこのような変化があります。
前→高ければ・売ってあげてもいいかな?
今→安ければ・買ってあげてもいいかな?

うんと!安い値段を吹っ掛けるのです!
それで買えなければ、更に待ち?
もっと、安い値段を吹っ掛けるのです?
これを、繰り返していくと?そうとう、安いとこで買えます。
「待てば安値の日よりあり・・・」



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