たった、一つしかありません。
配当を貰い続けること。
二番目の理由は、インフレ・ヘッジです。
例えば、インフレが進行しても株価はインフレに応じて上昇します。
インフレ対策なら、アメリカ株の方が日本株より優位にあると言えるでしょう。
ですから、長期保有の方は株価の上下を気にする必要は、全くありません。
それは、キャピタルゲインを得る投資方法と誤解しているからです。
個人の資産運用に含み損益は、無関係です。
ロスカットもありません。
株式を長期で保有する理由は、「配当を長期にわたりもらい続ける」これだけです。
「株式を保有する=配当を貰う権利を保有する」だからです。そこに含み損益は、無関係です。
最大の目的は、配当を貰うこと。株数を増やすことです。
株数が増えれば、配当金も増えます。
私が思うに、長期保有なのに株価の上下を気にする人がいるようです。売らないなら、株価の含み損益なんか気にしても、しょうがないでしょう?
気にするべきは、配当が多いか少ないかだけです。
どうも、株式投資と資産運用を、ごちゃまぜにしてセミナーなど開催している関係者が多いような気がします。
資産運用(=リスクへッジ&配当金受け取り)と投資(=キャピタルゲイン狙い)は、明確に目的が違います。
と、言うより正反対です。
そして、資産運用も個人と法人では違います。
法人の場合は、結果が求められます。
他人の資産を預かって運用する以上、運用成績が求められるのは、当然でしょう?
個人は、違います。自己責任です。
だから、どれだけ含み赤字が出ようと「塩漬け」が許されます。売らなければ、いいだけなんですから?
長期で株式を保有して資産運用するには、覚悟が必要です。バブルの絶頂期にも売らず、バブルのどん底でも売らない。そして余裕資金で株を買い増しする。
株数を増やし、配当金を多くすることが最大の目的です。含み損益を、気にする無意味さ?分かりましたか?
絶対売らないなら、含み損益は「絵にかいた餅」であり?
食べることも捨てることも、許されません。
(そうしたら、負けです)
株を買ったなら?「塩漬け」にして倉庫にしまい?
永久保管し、永久に(生きている限り)配当を受け取り続ける。ポイントは、分かりましたね?
☆もっと平たく言うなら?
株式を保有するのは?
旦那衆であり、奥さま方です。
もっと、おおらかに考え?
今期は、配当が多くてラッキー!
とか、今期の配当はショボイのよね?
このように考えます。
そう考えれば?株価が上がったの?下がったの?
気にしても、しょーがないでしょ?