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「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ軍トップの偽動画とは?<2023年11月

2023-11-12 13:15:04 | ウクライナ紛争

ウクライナ軍トップの偽動画がネット上で拡散…「ゼレンスキーは我が国の敵」とディープフェイク
2023/11/09 20:23
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231109-OYT1T50215/

ウクライナ紛争に限らず様々なフェイクニュースが溢れかえります。
このフェイクは、多分まともな人は同じことを考えている点で効果的だと思います。私もそう考えた一人です。

この戦争は、アメリカのトランプが言うように1日はオーバーですが、すぐ終わらせることが出来ます。ウクライナに武器と資金を援助することを止めれば、武器なし金欠で即止めざるを得なくなります。

今となっては、戦争を煽りまくっているのはゼレンスキーです。ロシアの方は、祖国防衛戦争になっていますからプーチン氏がいなくなってもその後継者が戦争を継続すると思います。しかもロシアは自分の金で戦争をしています。元は(つい最近まで)ウクライナはロシア領です。根こそぎよこせと言うウクライナの言い分も相当無理があると思います。

領土関係を言うと、歴史的経緯を考えるなら今のウクライナ人の先祖と言えるドニプロ・コサックの土地と言えるのは現在のウクライナのドニプロ川の東の北半分くらいです。それ以外は、ウクライナが独立するのであれば所有権を主張するのには相当無理があります。ウクライナ西部に至っては、第2次世界大戦後スターリンがポーランドに替地を与えて割譲させた土地です。普通ならポーランドに返還するべきです。

土地の権利関係を言うとこうなります。ウクライナも相当厚かましいことを言っているのが分かると思います。ロシアを裏切ってアメリカに寝返るなら、今のウクライナ領の相当部分をロシアに返還するのが妥当だと思います。

これはさておいて・・・
要は、和平を妨害しているのはゼレンスキーである事が徐々に判明しつつあります。今、ウクライナで戦争継続を主張しているのは過激主義者(過激民族右翼・過激右翼・ネオナチなど)とゼレンスキー・一派以外は、ほとんどいないと思います。

誰だって嫌でしょう?
毎日、誰かが死んでいく。毎日、国土のどこかが破壊される。国に金はない。
これで戦争を継続したい国民はごく少ないと思います。しかし言論の自由は少なく独裁的なウクライナでは、それを言うことすら出来ないと思います。

ゼレンスキー・一派が戦争を止めないわけは、戦争が終われば犯人探しが始まります。誰が追及されるかは、今から見えています。

誰が見ても戦争を終わらせるには、ウクライナ軍がクーデターを起こす以外に方法がありません。このフェイクニュースを実現しないと戦争が終わらないというのは❓

何と言うべきか❓
ゼレンスキーが亡命するのが一番簡単ですね❓
(租税回避地に資産もあるし・・・)


暗殺を戦争の手段に使えば相手も使う<ウクライナ紛争2023年11月

2023-11-12 13:10:18 | ウクライナ紛争

親ロ派政治家、車爆弾で死亡 ウクライナ情報機関が関与主張
2023年11月8日 21:48 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3490376

ロシア思想家の娘殺害にウクライナが関与、猫用バッグに爆弾部品 米紙
2023年10月24日 23:57 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3487766?cx_part=related_yahoo

犯行主体不明のものもありますが、明らかにウクライナが実行したものもあります。今回は犯行声明が出ていますから自分で白状しています。

ウクライナが正義だと思う人は、これを何とも思わないと思います。しかし中立の立場から見ると、明らかにやりすぎだと思います。

ロシアが同じことをしても批判は出来ないことになるからです。例えば、こんな事件がありました。
『ウクライナ軍総司令官の側近、手投げ弾で死亡 誕生日の贈り物』
2023年11月8日
https://www.bbc.com/japanese/67353255

これは単なる不注意な爆発物の取り扱いによる事故かもしれません。
別の見解もあります。
『ウクライナのコメンテーターらからは、爆発原因に関する当局の説明を疑問視する声も出ている。少佐の誕生祝いにザルジニー総司令官が参加することを見越した、ザルジニー氏を狙った攻撃だったとの見方も浮上している。』

仮にこれが暗殺未遂だとしても、抗議も出来ませんし苦情も言えません。

戦争中であろうと暗殺は悪い手段です。ロシアは民間人を攻撃しているから許される!と言う話ではないと思います。仕舞には、キーウの大統領府にミサイルを撃ち込もうか❓の話になりかねません。

クリミアの海軍基地にミサイルを撃ち込んで、黒海艦隊の幹部多数が死傷したそうです。これだって、かなり微妙ですね❓

キーウの大統領府の話になっても不思議でないでしょう❓
相手にやれば、自分もいつかはやられます。


ロシア軍の変化<2023年11月

2023-11-08 23:10:33 | ウクライナ紛争

戦況は膠着、長期の消耗戦に突入 ウクライナ軍総司令官
2023.11.05 Sun posted at 14:51 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35211098.html

さすがにウクライナ軍も「少しづつではあるが着実に前進している」と言うコメントは無くなりました。
南部の反撃作戦は、頓挫して完全に持久戦になりました。
しかし、これはウクライナ側から見た戦況です。
ウクライナ軍が攻撃能力を失った・と言う意味でありロシア軍がそうであるわけでは、ありません。
正確には、ウクライナ軍は攻撃力を失い防衛戦に入ったという意味です。

今後は、ロシア軍の攻撃をウクライナ軍がどう守るかの戦いになると思います。今年の反撃作戦でウクライナ軍は、かなりの人的損失が出ていると思います。古くから言われている損害比率は、攻撃側3:防御側1です。完全にそうでなくても2022年主に防御戦を戦った時とは、比較にならない程、ウクライナ軍の人的損失は大きいと思います。

一方でウクライナ側の新兵徴集も限界に近いのではないかと思います。それを無理に徴兵すれば、今度は生産や産業、行政サービスの部門にしわ寄せが行くと思います。

死傷者が増えるほどに国民の厭戦気分も大きくなり広がると思います。

それらを考えても、もうウクライナは持久戦を継続するしかありません。そうなれば国力の違いがものを言います。国力の劣る方が、緩慢に負けていくと思います。すでにこの戦争の帰趨は見えていると思います。

※それは脇に置いてロシア軍です。
去年は酷かったですね?
やる事なす事トンチンカンでおよそ軍隊の態をなしていませんでした。烏合の衆の武装集団のように見えました。
作戦計画はいい加減、指揮命令系統はほぼない、現場の指揮官は無能、補給計画も足りない、およそ全部ダメ状態でした。去年ウクライナ軍が何とか持ちこたえて多少の領土を奪還できたのは、ロシア軍がオンボロ過ぎたからです。

その理由を考えるとロシア軍は旧ソ連時代を含めて長いこと実戦から遠ざかっています。第2次世界大戦以降、ほとんど戦争をしていません。だから、戦争のやり方を忘れ果てていたのだと思います。烏合の衆の武装集団になっていたのは、それが理由だと思います。

一方ウクライナ軍は、2014年からアメリカやイギリスがテコ入れして大分、現代的な軍隊になっていますし西側に戦争経験が多い分、教育や訓練も実戦を踏まえたものになっていたと思います。

それを考えるとロシア軍にとっては、長く続いているウクライナ紛争は格好の訓練と学習の場になっています。

例えば、冗談のようなワグネルを排除してロシア軍になりました。ワグネルがいたうちは、軍隊が二つあり相互に足を引っ張り合うような関係でした。これでロシア軍としてトータルの戦闘力を発揮するのは、無理です。ワグネルがいなくなったことで参謀本部の指示がロシア軍全体にいきわたるようになりました。これだけでも大きな進歩です。

参謀本部も現実的にものを考えるようになってきていると思います。
去年との大きな違いは、補給です。去年は100必要だと100送っていました。だから輸送中にあるいは現地の保管場所を破壊されると直ぐ前線では物資不足に陥っていました。ロシア軍が去年一時期後退を続けたのは、これが理由です。
今年もウクライナ軍は、相当補給物資を破壊しています。去年とに違いは、それでもロシア軍の前線では物資の極端な不足は起きていないようです。理由は簡単で、途中で破壊される分を加えて補給しているからです。100必要なら途中で30破壊されるとして130送れば、100届くという考え方です。

こんな事もごく単純なことですが実戦を忘れていたロシア軍は、それすら出来ないほどに実戦能力が低下していたのであろうと思います。補給の欠点は、かなり改善されました。

現地の指揮官も失敗を重ねれば考えると思います。損害を少なくするには、どうしたらいいのか?失敗の逆をやると大きな失敗は少なくなります。去年のように500人規模の部隊に塹壕堀をやらせて、そこをウクライナ軍の砲兵部隊が砲撃してまとめて壊滅するようなバカな負け方はしなくなりました。それが学習効果です。

最近はロシア軍は西側の戦車を破壊する方法を考え出しました。これはごく最近です。多分、ウクライナ軍のやり方を見て真似したのでしょうね。ウクライナ軍と同じようなドローンをドローン工場で作って前線に送っているのであろうと思います。

これも去年は全くなかったことで前線の要望を参謀本部と通じて工場にフィードバックしています。結果として現場で必要な兵器を生産して現場に届くように、部分的にはなってきていると思います。
この部分では、ウクライナ軍は信じられないほど愚かな事をしています。自分たちが新しく開発したドローンを使用方法付きの映像で公開しています。多分、成果を誇示したいのでしょうね❓
しかし、これはロシア側も自由に見られます。
なるほど!と納得したロシア側は、すぐに真似をすると思います。その真似をしたロシアのドローンがウクライナ軍の戦車を破壊しているという、笑えるような現実があります。
頭隠して尻隠さず・的な情報統制をやっている訳です。

どっちも相当間抜けなことをしています。
ロシア軍の方が間抜け度合いが大きかった分、多少でも改善すると効果が大きいわけです。

去年と同じようにロシア軍が、間抜けでバカだと思っているとウクライナ軍はロシア軍に戦闘で負けるケースが増えてくると思います。

どうも最近の戦場でのニュースを読むと、その傾向が出始めているように思います。

ロシア軍が改善を続けて実戦経験を重ねて行けば、やがてロシア軍は世間並みの軍隊に変化すると思います。あまり頭が良いように見えませんが、馬鹿だって学習速度が遅いだけで継続すれば、段々賢くなります。

そのような点を見落としているとウクライナ軍は、簡単にロシア軍に負けるようになると思います。頭の程度が似たぐらいになれば、ロシア軍の物量が威力を発揮するからです。

現状ではどう考えても戦況がウクライナ軍に有利になるケースは考え付きません。

だからウクライナ軍は、緩慢に負けると思います。

ウクライナには、大日本帝国の愚を学んでほしいと思います。

『勝てない戦争は、止める』

何が何でもロシアと戦争を継続しなければならない理由は何もありません。中立に戻りNATO加盟を放棄するだけで平和は来ます。NATOに加盟しなくても中立であればロシアが攻めて来ることは無いと思います。

それと逆をやったからロシアが攻めてきた訳です。ほぼウクライナが自分で招き寄せたバカらしい戦争です。アメリカの尻馬に乗って、こんなバカげた戦争を続ける意味は何もないと思います。

自由と民主主義をスローガンにしていますが❓
ロシアが気にしているのはウクライナの中立とNATO加盟放棄であって、自由と民主主義などまるで気にしていないと思います。例えばジョージアも似たような立場にありますが、それなりの自由と民主主義はあります。ロシアに逆らわなければ、それほどロシアもゴチャゴチャ言いません。


ウクライナ「ヨイショ!」サイトに見る戦況の変化<2023年11月

2023-11-08 23:09:21 | ウクライナ紛争

Foebesは、ウクライナ応援サイトで当然ウクライナ「ヨイショ!」の記事が多いです。
ロシア軍の間抜けやドジをこき下ろして、ウクライナ・ファンを満足させてくれます。

最近の記事を見ていると❓
「負け犬の遠吠え?」的な記事が散見されます。
まるっきりの嘘も書けませんから、ウクライナに都合の悪い記事が時々出てきます。
2023.11.04
『苦境ウクライナ軍、南部反攻の旅団をアウジーイウカ防衛に投入』
https://forbesjapan.com/articles/detail/67116

このウクライナ応援サイトですら、ウクライナ苦戦の記事が出てくるようでは、ウクライナ軍は相当苦戦している事が推測されます。

過去記事を見ると分かりますが「ウクライナ応援」に特化したサイトです。

そのサイトですらウクライナ苦戦の記事が出始めたということは❓
実際には、ウクライナ軍が相当劣勢になっていることが推測されます。

私が、最近「停戦」を強く主張している理由はここにあります。

おそらくウクライナ政府のプロパガンダとは、違い前線ではウクライナ軍は負ける寸前ではないのかと思います。

だから、そうなる前に停戦して交渉に持ち込むべきだと思います。

ウクライナ政府の広報によるとロシア軍は大打撃を被っています。しかし、その後攻撃を継続しているようです。ロシア軍と言えども「湯水のごとく!」兵士や武器装備があるわけではないと思います。

つまり、ここに大本営的発表の要素があると思います。

少なくとも応援団の記事の変化を見るならば❓

相当、危ういですね❓

大日本帝国と同じ運命を歩むのか❓

私の個人的な意見は、止めた方がいいと思います。
何度も言いますが、アメリカはウクライナ人がどれだけ死のうがウクライナの国土がどれほど破壊されようが、大した気にしていないと思います。

アメリカの走狗のゼレンスキーは、どうする❓
戦争利権の片棒を担いだら❓
逃げられないのかな❓

※私はゼレンスキー&アメリカのプロパガンダに騙されましたからね❓
その反動は、極めて厳しいです。
私は、嘘日記を垂れ流した償いをしなければなりません。

だから、ゼレンスキーとアメリカは私の日記では徹底的に追及されます。

嘘は、ダメだと言うことです。


ワグネル(プリゴジン)反乱の謎<2023年11月

2023-11-08 23:06:48 | ウクライナ紛争

これは今でも謎です。それを説明できる人は誰もいないと思います。
今夜は秋の夜長の暇つぶしにワグネル(プリゴジン)反乱の謎を推理してみようと思います。ほぼ私の推測に過ぎませんので、その点をご承知の上でお読みください。

ワグネルは、プーチン氏の組織した主にロシア政府と国防省と連邦保安局(FSB)の汚れ仕事を主にロシア国外で請け負う組織です。すごく大雑把な説明ですけれど。
ロシアの近隣では、クリミア侵攻とドンバス介入に参加していると思います。2022年1月までは、ロシア国内でも公式には存在しない組織です。

それを考えるとワグネル(プリゴジン)がウクライナ紛争に大々的に参加しているのは、それ以前とは異なっています。参加するとアッという間にロシア国内で合法的な大組織に成長しました。

ここにワグネル(プリゴジン)の目的が見えます。日陰の存在から表の世界で地位を確立しロシアで大きな勢力を持ちたかったのでしょうね。ウクライナ紛争は、その絶好のネタであったわけです。

プーチン氏との強いコネを生かしたプリゴジン氏は、ワグネルを国防省とは別の軍事組織として認めてもらい募兵の権限まで許可されました。その後プリゴジン氏は積極的に募兵活動を行い、ワグネル(プリゴジン)は最盛期約6万人規模(推測)の大軍団に成長します。

そしてその事が、ロシア軍の決定的な不利を招きます。ワグネル(プリゴジン)は攻撃目標を、バフムトに定めます。これもドネツク州の占領を希望していたプーチン氏の要求に合致していたために認められたと思います。去年の8月からワグネル(プリゴジン)は、バフムト攻略作戦を開始します。その理由は、ワグネル(プリゴジン)単独の大戦果が欲しかったからです。それは結果としてバフムトを制圧したワグネルは英雄部隊となりプリゴジン氏はウクライナ戦争の英雄になりました。

その一方で大きな不利益を受けたのは、ロシア国防相と参謀本部です。

ワグネル(プリゴジン)が勝手にバフムト攻撃を始めたためにワグネル軍団+ロシア軍で推定5万人程度がバフムト攻撃に振り向けられたと思います。

その後、ロシア軍は兵力不足からハルキウ州で大敗北します。もしロシア軍がプリゴジンに強引に引きずられて「バフムト攻撃をしなければ=その大兵力をハルキウ州に振り向けていれば」、ロシア軍のハルキウ州大敗北は起きなかったと思いますし、現在の勢力図は大きく違っていたと思います。

あのようなロシア軍にとっての大恥を作り出した原因は、ワグネル(プリゴジン)であると言えます。

この時点からワグネル(プリゴジン)VSロシア国防省&参謀本部の権力闘争が激化したと思います。

その後ロシア国防省&参謀本部のプーチン氏への働きかけが成功して、ワグネル解体が正式に決定しその日時も決まっていました。7月1日をもって解体です。

そのような(ごく大雑把な)背景の中で6月23日にワグネルの反乱が勃発しました。何らかの合意が急に成立し6月24日には突然収束しました。

これを解説する話は聞いていません。解説のしようがないでしょう。ロシア政府の上層部とワグネル(プリゴジン)上層部しか詳細を知らないからです。

それは、何故か?が、今日のお題です。
相当、眉唾ですからその点ご承知おきください。

①まず不思議なのは、その当時ワグネル(プリゴジン)は20000人を超える大部隊です。
これが行動を起こすなら事前に探知できないはずがないでしょう?
アメリカすら何らかの部隊行動を衛星写真から探知しています。連邦保安局(FSB)は、知らないと言っています。

つまり、敢えて放置して行動を起こさせたと言えます。

②ワグネルの行方を誰も妨害したり阻止したりしませんでした。
国境警備に始まってロシア軍の南部軍管区から治安組織や警察も全部ワグネルの言いなりでした。
そのような状況の中、ワグネルの別動隊がモスクワへの行進を始めました。

どう考えても、これはデキ・レースでしょう❓
連邦保安局(FSB)が事前に完璧に指示を出していると思います。

③そこで誰かが筋書きを書いて、ワグネルに武装蜂起させたと推測してみます。
完全武装の2万人以上のワグネル軍団を解散させるのには、それの2倍くらいのロシア正規軍を待機させないと出来ません。事実上、困難と言えます。
ワグネル軍団が反乱軍になれば、かなりやりやすくなります。
だから敢えて武装蜂起させたのだろうと推測します。

④誰が、筋書きを描いたか?
プーチン氏ではありません。その夜のテレビ会見での激怒は、心底から激怒したものでした。その時点でもまだプーチン氏は、筋書きを報告されていなかったと思います。

だから筋書きを描いたのは、プーチン氏の腹心のロシア政府のNo2とNo3の合議によるものだと思います。作戦が広範囲で高度な命令権を必要とする以上、この2人しか命令できる人間は、いないと思います。

⑤その作戦内容は❓
※ここからは、完全眉唾の世界です。

誰かがプリゴジン氏に話を持ち掛けます。
『このままじゃ、自滅だぞ!どうする、いい話がある。乗ってみないか❓』

いい話とは・・・・・
武装蜂起すれば呼応する仲間がいる。連邦保安局(FSB)も承知している。だから誰も抵抗しない。仲間は、スロビキン将軍だ。しかし問い合わせはするな。すれば、この話は流れる。セルゲイ(国防相)とゲラシモフ(参謀総長)を追放する絶好のチャンスだ!
大丈夫だ!
No2とNo3がプーチン氏を説得する手はずだ!
決起しろ!

等と「美味しい!」話を、もっともらしくしたと思います。

⑥しかし誰が話を持ち掛けるのか?
ロシア軍関係者や連邦保安局(FSB)関係者が持ち掛けても、まずプリゴジン氏は信用しないでしょうね❓

そこで出てくるのが、ウクライナ情報局です。敵方から極秘情報として説得させるのです。ここで連邦保安局(FSB)とウクライナ情報局が談合します。

共通の利益があります。ロシアにとってもウクライナにとっても危険人物のプリゴジン氏の排除です。その共通目的のためにウクライナ情報局が協力したと仮定します。

その実に薄弱な根拠は❓
ワールド
2023年4月17日2:04 午後7ヶ月前更新
ワグネル、ウクライナ人捕虜100人超を解放 復活祭の捕虜交換で
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-prisoners-idJPKBN2WE07E

ほぼ無条件に近い形でウクライナ軍の戦争捕虜130人を解放しています。プリゴジン氏の独断に近かったのではないかと思います。

プリゴジン氏自らウクライナ側と何らかの接触があった気配があります。

おそらくウクライナ情報局は決起についてウクライナ側の協力も約束したと思います。どんな約束をしようと、決起させてしまえば、その後は反故になりますから何でも約束できるわけです。

プリゴジン氏も実際に自分でコネを頼って調べたと思います。連邦保安局(FSB)は、そこにも手をまわして肯定的な情報を与えたと思います。

そして、プリゴジン氏は6月23日武装蜂起しました。

その後は、見た通りでスロビキン将軍は同調ぜず帰順を促しました。
「騙された!」
と悟ったプリゴジン氏にルカシェンコ氏(ベラルーシ大統領)が電話して説得したという訳です。

嵌められたプリゴジン氏はロシア政府と交渉して野合的合意をするしかありませんでした。

ロシア政府が直ぐにワグネルを解体しなかったのは、その時点で野営地で完全武装のワグネル軍団2万人以上が待機していたからです。だから時間をかけて慎重に分散させました。分散が完了し世間が落ち着きを取り戻すまでは、残りのワグネルとプリゴジン氏は、無事でした。
再び反乱されるリスクをロシア政府は慎重に回避しました。

その後❓

まあ❓秋の夜長の嘘話程度に聞いてください。
こうでもしないと筋の通った話にならないのです❓
真実が明らかになる事がないのは、確かです。


なるほど数には困らないロシア軍の募兵<ウクライナ紛争2023年11月

2023-11-07 21:47:22 | ウクライナ紛争

ロシアの受刑者、「特別軍人」として兵役登録容易に…前線派遣が加速する可能性
2023/11/04 19:42
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231104-OYT1T50140/

この方式は、ワグネルが去年開発した方法です。ワグネルが募兵したのは約5万人と思われます。
去年の2月時点のロシアの刑務所の囚人は約42万人だそうです。先月まででそれが約26万人に減少しているようです。その差16万人ーワグネル分5万人=11万人。ロシア国防省はワグネル方式を利用しているとは言われていました。今年は36万人応募兵があったようなことをロシア国防相は発言していましたが、そのうち11万人は刑務所で集めたようです。

それをスピードアップして、手続きは省略して刑務所で「特別軍人」として登録したら、即入隊できるように規則を改革したとのことです。
まだ26万人いるから、どんどん前線に送り込もうと言う考えのようです。

そのうちロシアの刑務所は、カラになるかもしれません。戦争で経費がかさんでいますから兵員募集と刑務所経費削減の一石二鳥を考え出したようです。

前線の弾除け用のロシア兵の場合・・・
「はい!突撃!」
の世界ですから訓練も経験も必要ないわけです。

ワグネル方式だと・・・
10人前後の小グループを5組編成します。
このうち4組は、囚人兵です。
この4組が間を置かず順次突撃します。
5組目がワグネルの傭兵で、この5組目が塹壕のウクライナ兵を仕留めるという、恐ろしくも効果的な方法です。

バフムトのウクライナ兵の話だから、多分本当だと思います。

ロシア兵は間抜けで愚かだけど、ロシア式人海戦術はかなりの効果があります。5組目まで殺さないと塹壕のウクライナ兵は撃破されます。これが今年の前半にバフムトで繰り広げられた地獄の戦闘です。

戦争は、本当に嫌ですね・・・


ウクライナ紛争の行方<2023年11月4日

2023-11-07 21:46:13 | ウクライナ紛争

全然停戦の話は、出てきませんね。
アメリカは、当座の援助を決定しました。

『米、ウクライナ追加軍事支援を発表 4.25億ドル』
2023年11月4日午前 6:25 GMT+912時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/CWAOQZT5W5P5VJILPSVFOBEQBA-2023-11-03/

先月は、ドイツが2000億円規模の援助を決定したと思います。少なくとも応援団からは、停戦提案の気配は見えません。ロシアとウクライナからも停戦の話は聞こえて来ません。戦争は来年も続行のようです。

現在の戦況は、南部戦線はほぼ膠着状態です。ウクライナ側の広報もついに、「ゆっくりとだが確実に前進している」の言葉が消えました。ついに攻撃とん挫のようです。
東部戦線では、ロシア軍が主に3か所くらいで圧力をかけているようです。ウクライナは、今のところ持ちこたえています。
2023.10.31
バフムート方面のロシア軍は大幅に強化され、防衛から積極的な作戦に移行
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-forces-in-the-bakhmut-area-were-significantly-strengthened-and-shifted-from-defensive-to-active-operations/


また冬が来ます。ロシアは去年と同じことを計画していると思います。電力や社会インフラ攻撃です。巡航ミサイルの使用量が減っているようですから、寒くなってから巡航ミサイルとドローンを大量に飛ばして攻撃するのではないかと思います。
ウクライナ軍は、その対応に追われて攻撃どころではなくなると思います。

そしてウクライナ軍には困った問題が発生しました。今年の南部での無理な反撃作戦でかなりの人的被害が出ているようで新兵の徴集が難しくなっているようです。
最近ではウクライナ兵の平均年齢が43歳だそうです。
つまり20代30代の年齢層はいなくなり、40代~60代に新兵の年齢層が上がっているから平均年齢が上がっているのであろうと思います。
今後、徴集されるウクライナの新兵は40代~60代である可能性があります。

普通に考えても40代~60代なら、後方の支援業務が限界だと思います。前線の実戦部隊に送り出せる兵士の数はもうすでに、相当減っているのではないかと思います。もし、40代~60代の兵士まで前線に送らなければならないような事態が起きたなら、前線での戦闘力は極端に低下すると思います。

仮にウクライナ政府がいくら戦闘命令を出そうと爺様兵ばかりになれば、普通に無理でしょう。

爺様兵までバタバタ戦死して、全部の数が大幅に減らないとウクライナ政府は、兵士の数が勘定できないのかもしれません。

新兵の募集現場では、相当強引で乱暴なことも行われているようです。

前の記事で紹介したこの記事の下部の「関連記事:」の欄にその様子を書いた記事が列挙されています。もちろん、それが事実かどうかは不明です。

『米タイム誌、大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢を狭めている』
2023.10.31
https://grandfleet.info/us-related/time-magazine-presidents-stubbornness-is-limiting-ukraines-flexibility-and-options/

もう追加動員も限界に近付いている可能性があります。武器や金があっても戦えない状況が、やがて起こると思います。

今もロシア軍は、かなり圧力を加えているようです。北朝鮮から砲弾100万発を仕入れたようですから、冬の攻勢は、ほぼお約束済みです。

聞いているとどこでウクライナ軍が何を破壊した・と言う話ばかりで一見ウクライナ軍が優勢のような印象はありますが、実際はウクライナ軍の反転攻勢は頓挫しているようです。ロシア軍が逆に東部で圧力を強めているように見えます。判定するとロシア軍が、やや押し気味と言ったところだろうと思います。

そして来年3月のロシア大統領選挙が終われば、ロシアは戦争の決着を付けるために私の推測では、大幅な追加動員を行うと思います。準戦時体制に移行するかもしれません。本格的な戦争に移行すると思います。

仮にそうなったとすると、いくら西側が武器や資金を送り込もうと、それを使って戦うべきウクライナ兵が全然足りないと思います。

ウクライナには残念ですが、兵士が不足して高齢化しつつある現状では、ゆっくりと負けているのと同じだと思います。どの時点かでその限界点を超えてしまうと、一気に敗勢が濃くなると思います。

そうならないとウクライナ政府には、事態が理解できないのであろうと思います。

それらを考え合わせると来年の半ば過ぎには、大勢が判明すると思われます。秋までは、持たないと思います。来年の冬は、ウクライナ市民は電力やエネルギー不足で寒さに震えなくて済むのかもしれません。もっともロシア市民として来年の冬を迎えるのかもしれません。国民がどれほど死傷しようと気にしない政府は、無い方が幸せかもしれません。

※関連記事
ロシア、1日で118カ所の集落を攻撃=ウクライナ内相
2023年11月2日
https://www.bbc.com/japanese/67294264

ロシアはウクライナで成功、米支援なければ=米国防長官
ロイター編集
2023年11月1日午前 1:35 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/2ZFWE5QHWJLGLFVHFBXK3BRTKI-2023-10-31/

ロシア軍の防衛線・人海戦術に苦戦、拠点都市の奪還進まず…ウクライナの反転攻勢5か月
2023/11/03 19:57
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231103-OYT1T50162/


ロシアが北朝鮮から砲弾を入手<ウクライナ紛争2023年11月

2023-11-04 14:17:58 | ウクライナ紛争

※ガザについては、余りにも悲惨で書く気もしません。何の罪もないガザの人々に、アラーの加護があることを祈ることしか出来ません。
ガザの人々に害をなす輩には、いつか神の報いがあると信じています。

ロシア軍が今年最大の砲撃、24時間で100集落以上 ウクライナ内相
2023年11月1日 22:05 発信地:キーウ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3489273?cx_part=top_category&cx_position=3

北、ロシアへ砲弾100万発超供与 衛星技術の見返りに 韓国情報機関
2023年11月1日 21:11 発信地:ソウル/韓国 [ 韓国 北朝鮮 韓国・北朝鮮 ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3489274

ともに帝国主義と戦う北朝鮮の金同志は、ゴッソリ!砲弾をプーチン同志に引き渡したようです。

※帝国主義との戦いは正義です。アメリカは帝国主義の最後の勢力です。だから北朝鮮の主張が全部間違っているわけでは、ありません。プーチン同志は金同志と協力して帝国主義と戦っています。

※こうなると話がぐちゃぐちゃで、誰が正しいか分からなくなるでしょう?ハマス問題を見ると、全然嘘でなくなります。トルコの大統領も帝国主義との戦いを宣言しました。

※これで何が正しい!と言える人は、相当おかしいと思います。ガザ問題は、北朝鮮やロシア、イランに正当性を与えました。

※相当おまけしていうと❓
全部正しいか、全部悪いか❓(アメリカも含めて)
どちらかです。

ロシアの愚か者の将軍は、アウデイーイウカでは、大損害を出した模様です。しかし、少々多めにロシア兵を殺しても大勢に影響は、ありません。

物量の威力は、ここにあります。どこかの局地戦で損害が出ようと他の前線では無関係です。

どっさり砲弾を仕入れたロシア軍は、景気よく今年最大の砲撃を加えたようです。

24時間で100か所以上の村を砲撃したようです。

ロシア軍の戦術は、実に簡単です。
大砲を並べて前方にあるものを砲撃して全て破壊します。
その後に歩兵が突撃します。

物量の極みともいうべき、ごり押しの戦術です。
この戦術の恐ろしいところは、成功すると全部破壊されてしまうところです。
ロシア軍の前方には、ほとんど何も残りません。

チェチェンやシリアのアレッポでも同じ光景が出現しました。
ロシア軍が間抜けで愚かなのは間違いありませんが、大砲は愚かではありません。

私が早く停戦交渉を始めるべきだという意味が分かりますか❓

全部、破壊したのちロシア軍は前進を始めるでしょう。
長い前線のどこかでは、ウクライナ軍が持ちこたえられない箇所が、やがて出てくると思います。

ウクライナ軍の反撃が止められて持久戦になっている以上、ロシア軍は新戦力を投入して長い前線のどこかで突破作戦を仕掛けてくると思います。

今は、バカだからウクライナ軍の防御の強力なところをゴリ押しで攻めて壊滅しています。
バカも経験で学びます。
やがては、ウクライナ軍の防御の弱いところに気が付くと思います。

私が見るところでは、ウクライナ軍は東部戦線ではギリギリ持ちこたえていると思います。

ウクライナ軍に予備戦力はないと思いますから、1か所を突破されると大きくロシア軍が進撃すると思います。

今、大砲で盛大に砲撃しているのは、その前哨戦です。南部戦線でもこの1週間でウクライナ軍の西側の戦車が続けて5両破壊されました。これまでロシア軍に出来なかったことです。西側の強力な戦車を破壊する方法を見つけたのでしょうね?

ロシア軍は、確かにバカです。しかし、どんなバカでもやがては考えて多少は、まともなことをやるようになります。

そうなると物量に劣るウクライナ軍は、圧倒的に不利な立場に立たされます。

その巻き添えに多くのウクライナ国民が巻き込まれます。死傷し住む家を失い避難するしかないでしょう。前線に近いほどそうなります。

こんな戦争を継続する意味は、既にありません。
ウクライナ政府は、よく考えるべきだと思います。
ウクライナ国民の犠牲がどれほど出ても構わないと考えているなら、それは間違いです。

戦争は単に前線で軍隊が戦闘するだけではありません。
銃後を破壊されてしまえば、破壊された方が負けです。

北朝鮮が提供したとされる100万発の砲弾が撃ち込まれたら、どうなるか❓

※さらに言うなら?
ウクライナ軍は、ロシアから見ると反乱軍でありテロリストとも言えます。元々つい最近までロシアの領土であった土地で行われている戦争です。

テロリストは過酷な運命が待ち受けています。ガザのハマスがテロリストなら、ウクライナも十分テロリスト集団と言えます。おまけにウクライナ政府内部には、過激民族主義者や過激右翼にネオナチがいます。テロリストの根拠を強めますね?

テロとの戦い!
便利な言葉です。
自分の意志に逆らう国や勢力は、全部テロリストです。
アメリカが、散々その理屈で戦争したでしょう❓

だから、みんなテロとの戦いにする訳です。
イスラエルもテロとの戦い!
ロシアもテロとの戦い!

テロとの戦いだと、大抵のことは何の問題もありません。それを示したのは、アメリカとNATOです。

アメリカとNATOは、ご都合によりテロリストを支援しています。

嘘ばっかり言っていると秩序がなくなり、何が正しくて何が悪いのか分からなくなります。
ウクライナとロシアの場合は、更に分からなくなります。
どっちも同じくらいに悪いか落ち度があります。
(ネオナチ+過激民族主義者+過激右翼)ウクライナと極悪プーチンなら❓
いい勝負でしょう❓

だから❓戦争を止めろ!と言っています。
この戦争は、本当に馬鹿げていると思います。
気の毒なのは無関係なウクライナ市民です。


字で読む戦況と絵で見る戦況<ウクライナ紛争2023年11月

2023-11-04 14:17:58 | ウクライナ紛争

ロシア、1日で118カ所の集落を攻撃=ウクライナ内相
2023年11月2日
https://www.bbc.com/japanese/67294264

ゼレンスキー氏の言うことは同じですね。
『同盟国に対し迅速により多くの先進兵器を供与することを求めています。』
一方、ザルジニー総司令官
『戦争は今や「位置関係の」、つまり静的な段階に移行している。これによってロシアに「軍事力を再建する」余裕を与えてしまう。』

ほぼ去年と同じことを言っています。
今年は、何が違うか?
ロシア兵もそうですが、ウクライナ兵と民間人の死傷者が増えました。無理な反撃作戦を実行したためウクライナ兵の死傷者は、去年に比べると今の時点で大幅に増えています。西側の推測では、累計で約20万人と推計しているケースもあります。ロシアが、約30万人。

全然、釣り合いが取れていません。兵力比較で考えるとウクライナ1に対しロシア3~4の比率でないと、犠牲者が増えるごとにウクライナの兵力が相対的に弱体化します。冷静に考えるなら、ウクライナ軍は人員の意味では弱体化しています。

ウクライナとロシアの占領地と奪還した地域の略図
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/15CFB/production/_131593398_ukraine_invasion_east_map-2x-nc.jpg

この図には、意図的なのかどうか不明ですがロシア軍が占領したバフムト郊外は含まれていません。北の郊外と東の郊外で占領地を増やしています。

それを除いてもウクライナ軍が奪還した土地よりロシア軍広範囲で細かく占領した土地の方が、多いです。

ウクライナ軍がロシア軍にどこでどんな損害を与えた・と言うような戦果報告が多いです。

損害はロシア軍の方が多いですが、現実にはその分少しですがロシアの占領地が増えています。

ウクライナ軍に西側の武器が大幅に供与され、今年初め応募兵を中心に新しく8個強襲旅団を編成して反撃作戦に投入しましたが、ほぼ見るべき成果はなかったと言えます。

つまり現実には、少しづつウクライナ軍は、負けつつあります。しかもロシア軍が拡大している占領地は、少ないですが広範囲です。もし、この広範囲に及ぶウクライナ軍の防衛ラインが、1か所でも突破されるとそこから大きくロシア軍が前進すると思います。それを防ぐためのウクライナ軍の予備兵力は、ほとんどないと思います。

地図上で見ると、ドネツク州とハルキウ州はかなり際どい状況にあるように見えます。

来年は更にロシア軍の武器と装備が増強されると思います。大統領選挙後には、部分動員を発令して兵士の増強に動く可能性が高いと思います。準戦時体制に移行する可能性もあります。既に「そうせよ!」・と言う声はロシア国内では、かなり出ています。

ロシアの来年3月の大統領選がプーチン氏の勝利で終われば(そうなると思います)、大統領選後ロシアは本格的に戦争に力を入れてくる可能性が大きいです。

ゼレンスキー氏を始めウクライナの関係者は戦争を継続することしか言いません。来年3月までに停戦しないと、ウクライナは敗北するかもしれません。

そうなれば、最低ロシアは旧ロシア帝国の領土は割譲を求めるでしょう。割譲しなければ戦争を続行しウクライナ全土の制圧を目指すと思います。

今、上記の略図の状態で停戦に持ち込まないとウクライナは、領土の半分か全部を失うことになるかもしれません。

人的犠牲や領土の破壊を防ぎ、領土を減らさないためにも「今、すぐ!」的なスピードで停戦しないと、タイムリミットが過ぎると思います。

ロシア軍の侵攻を招いた愚かさを、もう一度繰り返す心算なのでしょうか❓

愚かで無能なゼレンスキー氏には、この戦争の責任者として職責を果たすのは、無理だと思います。軽率にこんな大統領を選んでしまったウクライナ国民の代償は極めて大きなものになりました。国の大統領を冗談で選ぶようなことは、絶対にしてはならない!と言うことです。
常識で考えても政治経験ゼロのお茶の間の人気俳優に大統領が務まるはずがないでしょう❓


アメリカの戦略とウクライナ紛争の行方<2023年11月

2023-11-02 18:37:44 | ウクライナ紛争

ウクライナ紛争もここまで来れば、段々戦争の本質が見えてきます。アメリカの世界戦略です。アメリカの目的はNATOの国境線をポーランド国境からウクライナ・ロシア国境に移動させることです。ロシアにするとロシアの安全保障上の大きなリスクですから、カウンターの軍事作戦を発動しました。

ウクライナは、その道具にされました。ウクライナが独立の時の中立宣言を守っている限り、この戦争は起きなかったと思います。

アメリカにそそのかされたウクライナは、NATO加盟に外交政策を変更しました。これがウクライナ紛争の原因です。

アメリカは、国境線の東への移動だけでなく別の目的も加えました。ロシアを破壊する事です。ついでにロシアを破壊してしまおうと考えたと思います。そのためロシアに先に手を出させて(ウクライナ軍事侵攻)、それを口実に一気にロシアを叩き潰しにかかりました。

開戦後、アメリカとNATOから聞こえてきたのは?
「ロシアを二度と立ち上がれないようにする」
つまり、ロシアの破壊です。

その方法は、ウクライナに戦争をやらせながら経済封鎖でロシア経済を破壊する事です。だからアメリカとEUはこれまで見たこともないような広範囲の経済封鎖を実行しました。

これでロシア経済が崩壊すれば、アメリカの戦略は成功する予定でした。
「ロシア経済は、じきに崩壊する」
こんな噂もせっせと拡散していました。

しかし、アメリカが完全に見誤っていたことがありました。玄関口の方は封鎖しましたが、裏口の方の封鎖に失敗しました。何とかなるだろう?程度に安易に考えていたのでしょうね。

ロシアの原油と天然ガスや資源は、中国とインドがほぼ全部買い入れました。資源の方も中国とインドを通じて販売していると思います。ロシアの方は、多少収入は減ったものの困るほどではありません。つまり、ロシアの収入を断つことに失敗しました。

西側の技術や工業製品、商品、サービス、ロシア国内での生産力なども封鎖しました。ロシアは、それを全部中国に変更しました。西側がロシアに提供していたこれらの事柄は、多少の不満足があるにせよ中国企業が提供しています。

ドル決済から締め出しました。ロシアは人民元決済に切り替えました。その結果、ロシアの通貨ルーブルは価値を失うことは回避されました。

結果としてアメリカのもくろんでいた経済制裁によるロシア経済の破壊は、裏口経由で回避されてしまいました。

今は、西側の分を中国企業が独占してしまいました。だからロシア経済は、それほど困ることなく回っています。経済制裁に関しては、西側の分が、全部中国に回っただけでした。ロシア経済は、完全に中国経済の影響下に入り西側には戻らないと思います。

西側の発動した経済制裁は、ほぼ無意味で全部・中国にプレゼントしたような事になってしまいました。中国に「ウンと!」得をさせるために経済制裁を発動したような結果になりました。

物凄く、おかしくないですか?こう言うのを?
「間抜け!」
と、言います。

経済的にロシアを破壊できないため、戦争だけが残っているのが、今の姿です。

アメリカにけしかけられて、戦争を続けているウクライナは、愚かと言うべきでしょう。単にアメリカの道具に使われているだけです。ウクライナ人が何人死のうとアメリカは、大して気にもしていないと思います。

特にウクライナのゼレンスキー大統領は政治のド素人であり、大国間のパワーゲームなど想像することも理解することも出来ていないと思います。アメリカに操られる哀れなピエロです。

結果として、このように見てくるとアメリカとEUの目論んだであろう、ロシア経済を破壊する事は完全に失敗したと言えます。

そうなれば、残ってしまった戦争の後始末をどう付けるのかの問題になります。

ロシアの方は、もう長期戦を覚悟してそれに備えているようです。ロシアは、自分の最低の要求が通るまでは停戦には応じないと思います。
まあ?
ウクライナの中立化とNATO加盟の永久放棄は、最低条件でしょうね。後は領土問題でどう折り合いをつけるか?
領土問題では、ロシアはそれほど要求は出さないと思います。今の占領地以上は、要求しないような気がします。

だからボールは西側にあります。
西側がいつロシアに停戦を持ちかけるのか・により停戦交渉が始まるでしょう。ロシアから停戦交渉を切り出すことはないと思います。

しかし、条件の一つはプーチン氏は口にしています。
「ロシアはウクライナのEU加盟は問題視していない」
これは、今年の8月ごろにプーチン氏が言いました。

EUは良い、その裏にあるのは❓
『NATOは、ダメ!』

ここから交渉がスタートすると思います。
ロシア側のサインは、既に出されています。
アメリカが、どう応じるか・ですね❓

もしウクライナがNATOにこだわれば?
今度は、領土の話が出てくると思います。
この場合は、ドニプロ川の東側全域をロシアに割譲しないと停戦は無理だと思います。
その意味は❓
ロシアとNATOの境界線をドニプロ川にする・と言う意味です。

大国間のパワーゲームに何も考えず参加してしまえば、それなりの代償を支払わなけばならない場合もあります。今言っても遅いですが、ウクライナは中立を守るべきでした。


ゼレンスキーが真っ青になるメドヴェージェフの作ったウクライナ地図とは?<2023年10月

2023-10-31 18:43:55 | ウクライナ紛争

※もっともこの地図は、ロシアが去年勝っていたころに、メドヴェージェフが調子に乗って作った地図です。今となっては、パロデイです。

 

メドヴェージェフは、ロシアの前大統領です。プーチン氏の胡麻をするために色々吠えます。
「戦術核を使え!」
これは、普通です。
去年、メドヴェージェフは珍妙なウクライナ地図を作りネットで笑いものになっていました。

その地図とは?
2022.07.30
ロシア元大統領、4ヶ国でウクライナ領を分割統治する地図を公開
https://grandfleet.info/russia-related/former-russian-president-releases-map-to-divide-and-rule-ukrainian-territory-in-four-countries/

ポーランド領がかなり増えて、ハンガリーが一部、ルーマニアが2州、残りをロシアが領有する分割案です。
ちゃんとウクライナ領もあります。親切なメドヴェージェフはキーウ周辺を少しウクライナ領にしてくれました。

ネット民は無知なのが多いですから笑いましたが?
第2次世界大戦前のポーランド国境
オーデル・ナイセ線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%BB%E7%B7%9A

かなり戦後スターリンが強引に国境を変更してポーランド領の東側がウクライナになりました。その代わりポーランドは、ドイツ領から代替地を与えられ国境が西に移動しています。

メドヴェージェフの分割案は、大体これをベースにしていると思います。ハンガリーとルーマニア領が増えるのがよく分かりませんが、スターリンがポーランドとの国境線を変更する時に、少しハスっているのかも知れません。

つまり、第2次大戦の後の変更前の国境線にするとウクライナ領は消滅します。ほとんどロシア領とポーランド領です。それでは、ひど過ぎるのでメドヴェージェフは、おまけでウクライナ領を独自に作ったのだろうと思います。

笑えるでしょう?
ここまで時間を巻き戻せば、ウクライナと言う国もないですし領土もないです。
『そもそもドニプロ川の西は、元はポーランド領だぞ!』
と言う、きつ~い皮肉です。
これ戦後の話ですから、ほんの少し前の話です。

で、ダメ押しが?
「元のロシア領を返せ!」
と言うわけです。大体地図のロシア領が元々のロシア領なのだろうと思います。

確かにこうするとウクライナ領は、なくなります。
今のウクライナになっている地域は、スターリンが強引に作った地域だと分かります。

青くなるでしょう?
ゼレンスキー先生❓

要は、こんな胡散臭いウクライナ領を全部自分のものだと言うのは、相当無理があると思います。

スターリンがポーランドから強奪した西ウクライナまでウクライナ領にしようというのは、相当アコギだと思います。

大体、元のロシア領が地図にある通りなのだろうと思います。ロシアを裏切るならドニプロ川の東くらいロシアに返還するのが、筋道でしょう。

そしてゼレンスキーが旧ポーランド領の西ウクライナを強奪するわけです。

結局、今のウクライナの領土はほとんどないのが正しいような気がします。
メドヴェージェフ(ロシア前大統領)大先生が作成した地図が、あるいは妥当なのかもしれません。

しかし、ここで問題が発生します。
西ウクライナをポーランドに返還すると?
ドイツからハスったポーランド領は、どうするんだろう?
ナチスドイツは、ポーランドで相当酷いことをしましたから、賠償金の代わりでいいのかもしれません。

秋の夜長の暇人の領土談義でした。

欲張りゼレンスキーに手紙を書いて教えてあげてください。


クリミアの歴史<2023年10月

2023-10-31 18:39:36 | ウクライナ紛争

※これは後で書き加えたのでほとんどの人は読んでいないと思いますので別の日記で書きました。前の分は削除しました。

※豆知識・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クリミアの歴史を知っていますか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

クリミア・ハン国(1441年–1783年)
トルコ系民族の時代です

ロシアによる併合(1783年)
1774年、露土戦争(1768年-1774年)に敗れたオスマン帝国はクリミア・ハン国の宗主権を放棄させられ、名目上独立したクリミア・ハン国はロシア帝国の影響下に入った。
(この時から、ロシア帝国領になります)

ロシア内戦期(1917年-1921年)

ソビエト連邦期(1922年-1991年)
クリミア自治ソビエト社会主義共和国

第二次世界大戦中
クリミア・タタール人の追放
クリミア州が代わりに設置された

第二次世界大戦後
1954年2月19日、ソビエト連邦最高会議幹部会はクリミア州をロシアからウクライナ・ソビエト社会主義共和国に移管する決定を下した。
(この決定を指導したのはウクライナ出身のニキータ・フルシチョフである)

※クリミアの歴史はモンゴル帝国の時代から見ても複雑です。
ウクライナのクリミアに対する嘘が分かりますか。
フルシチョフが、出身地のウクライナのご機嫌を取るために1954年にウクライナに編入するまでは、クリミアは独立した州でした。クリミアの帰属は、クリミア半島の住人が決めるべきでありウクライナが領有権を主張する根拠は、ほぼないと言えます。

フルシチョフがクリミアをウクライナ領に編入したのは、一説ではスターリンがウクライナ人を虐殺しすぎて融和政策のためだと言われています。

スターリンがウクライナ人を虐殺したのは、戦時中ウクライナの過激民族主義者が独立を求めてナチスドイツと協力して、ソ連に歯向かったからです。

※現在のウクライナとロシアの関係に瓜二つです。
ネオナチと過激民族主義者もいますしね?
プーチン氏が、ネオナチにやたら拘りブチ切れるのは、これが理由です。ナチスドイツをアメリカに置き換えれば、全く同じ構図と言えます。
と、言うことは?
プーチン氏の目には、ナチスドイツとアメリカがダブって見えていると思います。

立場を変えて見てみると同じ絵が、正反対に見えます。
どちらが正しいとは、言っていません。

嘘で塗り固められた「キレイ!」なプロパガンダとは、まるで違うでしょう❓


ウクライナ紛争とコサック<2023年10月

2023-10-31 18:33:54 | ウクライナ紛争

コサック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF

ウクライナ・コサック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF
ドン・コサック軍
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF%E8%BB%8D

何だか悲しくなりますね。
もちろん今は、違いますが地図上では・・・
ドン・コサックとウクライナ・コサックの戦争です。
ドン川流域がドン・コサック。
ドニプロ川流域が、ウクライナ・コサックです。

ドン・コサックの方はばらけて分散してしまいましたがウクライナ・コサックの方は残っていると思います。

「静かなドン」
この小説に第1次世界大戦当時のドン・コサックの色々な事が書かれています。この小説にもオチがあってかなり最近まで盗作でした。本当の作者が判明したのは、ごく最近です。

歴史を勉強するつもりで読んでみると面白いと思います。
当時のドン・コサックの人々が生き生きと蘇ります。

もっともコサックの人々は、ロシア帝国内の主に東方開拓のために随分移動しています。

コサックの歴史を見る方が、ロシアの歴史が分かるかもしれません。

そんな人々の末裔が敵味方に分かれて戦争しているのは見るのが辛いような気がします。

コサックもロシア人もウクライナ人も同じスラブ民族の源流なのですから、争うのは止めて欲しいと思います。兄弟が争って、喜ぶのは外敵です。

※そう、極悪欧米です。

※そもそもコサックがどんな人たちか知っている人は少ないかもしれません。世界最強の戦闘民族の一つです。
クリミアは、以前は各地のコサックの子供たちが立派なコサックになるために軍事訓練に送り込まれて軍事教育を受ける場所でした。

クリミアで揺れる 戦闘民族の伝統
https://www.newsweekjapan.jp/picture/131086.php
ロシア国営メディア、クリミアの小学生の軍事訓練を公開
https://www.businessinsider.jp/post-267039

ウクライナ・コサックは、困りますね?
息子どもを訓練に送る場所がなくなりました。
でも、大丈夫!
今、戦争中ですからいくらでも鍛えられます。
(喜ばしくは、ないですけれどね?)
昔ほどでは、ありませんが今もコサックは戦闘民族の遺伝子を受け継いで生き残っています。

プーチンさんは、コサックが好きなようですからそのうちロシア軍にコサック軍団が復活するかもしれません。

ウクライナ軍が強い訳が分かりましたか❓

だから、この付近で煽って戦争を始めてはいけない訳です。戦闘民族の血が蘇ったウクライナが戦争を止めるわけがありません。勝つまで止めないと思います。煽ってそそのかした以上は、アメリカは軍資金を出し続けるしかありません。

出さなければ?
『ポーランドを攻めるぞ!』
これくらいの脅しは、平気でやりそうなのがウクライナです。出さなければ、今度はロシアと組んで本当にポーランドを攻めるかもしれません。

これくらい危ないのがウクライナです。
そうとも知らずに戦争を煽ったアメリカは、愚かだと思います。

どうやって、始末をつけるのやら❓
世界最強の戦闘民族を、煽って戦争させてはダメだと言うことです。アメリカ!責任とれよ!


ウクライナ紛争が、ぶち壊したもの<2023年10月

2023-10-31 18:32:22 | ウクライナ紛争

ウクライナ紛争がなぜ起こったのかは、EUとアメリカのパワーゲームが主な原因です。
ウクライナをNATO側に引き込みたかったから様々な工作や謀略まで使ってウクライナに親欧米政権を作ろうとしました。それが現在のゼレンスキー政権です。ゼレンスキー政権の中身は全く分かりません。表の顔にゼレンスキーを出しています。その裏側が全く見えません。理由は裏側を見せたくないからだと思います。そうなると裏側は、それまでの経緯を考えると推測は出来ます。過激右翼と軍部が合体した軍事独裁政権です。

まあ、これは私の推測にすぎません。しかしそう疑うべき根拠はあります。ウクライナの内情が全然表に出てきません。それは情報組織と警察力を使わないと出来ないと思います。

それはさて置き、ウクライナ紛争以前のロシアと周辺国の国民の経済や生活を考えてみます。

旧ソ連から独立した国は、どこも貧しいです。ウクライナも例外ではありません。ウクライナとロシアの所得を比較するとロシアの方が、3倍高所得だそうです。これを考えてもウクライナがロシアから独立した無意味さが分かると思います。つまり独立はウクライナ国民の生活を改善するどころか、低下させたわけです。ロシアは旧ソ連崩壊後の社会の大混乱と経済的苦境を克服して、それだけの国民所得を実現しました。

強制されている部分もありますが、プーチン氏がロシア国内で圧倒的な支持を得ている大きな理由です。

周辺国の国民は、自国と比較すると豊かなロシアに出稼ぎに行きます。そこで得た収入を母国の家族に送金して生活している構造がありました。ウクライナの場合は、東欧に出稼ぎに行く場合が多かったようです。

ウクライナ紛争が勃発する前は、こうやってロシアの周辺国の国民は生活していました。中央アジアなど考えてください。ヨーロッパに等出稼ぎに行けないでしょう?だからロシアに出稼ぎに行くのです。

平和であれば、このような貧しい庶民の生活がありました。分かりますか?

ウクライナ紛争は、このような庶民の生活を破壊しました。

アメリカとEUの仕掛けたパワーゲームが、破壊したのです。アメリカとEUのパワーゲームが、この地域に大きな混乱を招きました。罪悪以外の何物でないでしょう?

そうやっておいて正義を主張する欧米は、極悪であると言えます。

ウクライナは、パワーゲームの手段です。パワーゲームの目的は、ロシアを叩き潰すことです。EUとアメリカがウクライナに手出ししなければ、起きなかったことです。

アメリカの作ったキレイなプロパガンダに騙されてウクライナ紛争で正義の味方を気取って、ロシア叩きをする愚かさに気が付くべきだと思います。

21世紀に入り欧米は、次々と悪事を重ねてきました。
アフガン・イラク・シリア・リビア
ウクライナ紛争は、それと同じ構図です。

※「アフガン・イラク・シリア・リビア」について
これを欧米は、「アラブの春」と称して正当化しています。それを信じるような人は、私の日記を読みに来ないでください。愚かで汚らわしいです。
普通に見るなら
『アラブの大虐殺と破壊と大混乱です』

しかし?
ロシアに極悪の烙印を押して、ロシアを叩き潰す欧米のパワーゲームは、成功しているようには見えませんね❓

パワーゲームの手先を務めているウクライナには、その跳ね返りがあるのは当然です。それが嫌ならパワーゲームに参加しなければ、良かったのです。ウクライナには、参加しない選択肢もありました。

冷静に考えるならウクライナ紛争は起きる必要は全然ありませんし、回避する方法もありました。戦争に突入する選択をしたゼレンスキー大統領を、どう思いますか❓


アメリカのウクライナ支援の行方とオルバン節?<2023年10月

2023-10-29 14:05:37 | ウクライナ紛争

ウクライナ支援の行方とオルバン節に関連性はありません。まとめて二つ取り上げただけです。

(1)まずウクライナ支援の行方。
ウクライナとイスラエルの支援策を分割すべき=米下院新議長
ロイター編集
2023年10月27日午前 11:40 GMT+918分前更新
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/7SHV6DQA7RL2LAZMADOWB5NLCU-2023-10-27/

ウクライナへの武器供与停止=スロバキアが正式表明、人道支援は継続
2023-10-26 21:13
https://sp.m.jiji.com/article/show/3083125
「武器送らず」発言火消し=ポーランド、ウクライナ支援継続を強調
2023-09-22 05:49
https://sp.m.jiji.com/article/show/3053095?free=1
ポーランド、ウクライナへの武器供与を停止へ 穀物輸出で対立
2023年9月21日
https://www.bbc.com/japanese/66874151

東欧では、ポーランドがウクライナ支援に関しては消極姿勢に転じています。今回スロバキアが選挙公約の通りウクライナへの武器援助の停止を表明しました。
これにはウクライナの農作物をめぐるGAT提訴が大きく影響しています。

迷走を続けたアメリカ下院の共和党は、やっと折り合いが付きトランプ派の新人議員が議長に選出されました。共和党内の主導権争いは、トランプ派が勝利したと言うことだと思います。共和党の主張通り早速、ウクライナ支援を今回提案の予算から切り離すべきだとの主張がなされました。バイデンさんは、ウクライナ支援とイスラエル支援を抱き合わせで予算を通そうとしましたが、早速「待った!」がかかりました。

2024年度予算でもウクライナ支援の分は、議論の的になると思います。今のアンケート調査では、ウクライナ支援を支持しないアメリカ国民は過半数を超えています。
来年の大統領選挙を考えてもアメリカ国民の意識は予算の内容に影響を与えると思います。

アメリカ議会も今年の1月は(やや冷めた)熱狂していましたが半年以上経過して共和党は秋風と言うより初冬のような雰囲気があります。

そもそもウクライナ紛争を主導したのはバイデンさんであると言えます。共和党は、そんな事に金は出せないという姿勢です。アメリカの走狗を務めているウクライナには、結構アメリカ議会でも逆風が吹いてきました。
前回の国連総会にゼレンスキー氏が出席した時に、アメリカでは議会演説も許可されませんでしたし、共和党の重鎮議員との面会もありませんでした。
つまり今ゼレンスキー氏を支持しているのは、バイデンさんと民主党だけです。

やはり戦争が長期化すると誰でもこの戦争をどうするべきか考えると思います。アメリカは超大口のスポンサーですから有権者への説明もあります。アメリカの税金をウクライナ紛争に注ぎ続けていいかどうかは、当然議論されると思います。それが当然だと思います。

ウクライナはアメリカの金で3年でも5年でも戦争を続ける心算でしょう。アメリカだってバイデンさんが引き起こしたようなウクライナ紛争に金を出し続けるバカらしさに気が付いていると思います。バカらしければ、止めるでしょう。

プロパガンダに熱狂する季節が過ぎれば、どこの支援国も現実を考えると思います。そんなに余裕のある国は、アメリカを含めてどこにもありません。冷静に考えてみると、ぼろ儲けしているのは軍需産業だけです。

上手いこと名演説で世界の金をかき集めたゼレンスキーマジックは、賞味切れと言うことであろうと思います。

そうなれば、ボチボチと停戦の話もチラホラと出てくると思います。既にスロバキアは、停戦の方向でロシアと接触を始めています。応援団が停戦の話を持ち出せば、ウクライナもいつまでもは逆らえないでしょう。

(2)オルバン節
ハンガリー首相にEU内から批判、プーチン氏との会談巡り
Gabriela Baczynska、Marine Strauss
2023年10月27日午前 10:30 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/LBPLYE76URLQHNSY3ZOFMJ5Y5I-2023-10-27/
ロシアとの対話維持は「誇り」 ハンガリー首相
2023年10月27日 11:34 発信地:ブリュッセル/ベルギー [ ベルギー ハンガリー ロシア ロシア・CIS ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3488297?cx_part=top_category&cx_position=1

プーチンさんと北京で面会したのが悪いとEU内から意見が出ているようです。オルバン首相は逆に「誇りだ!」と切り返しています。

これは、EUの意見が書生論すぎますね?
ロシアとのパイプがなければ、停戦の話を誰が持っていきます?
アメリカは無理だと思いますし、EUの中でロシアとパイプを持つ国は少ないです。停戦の話を切り出せる国がありません。
ロシアが悪いからと言う理由で外交関係をなくせば、交渉の時に困ると言うことです。ほぼEUは「青二才!」と言うべきでしょう。だからウクライナの口車に乗ってロシアのエネルギーの全面禁輸に踏み切りました。結果、困ったのはEU自身でした。アホでしょう?「青二才!」のやる事は、こんな事が多いです。

NATOの政治家で停戦話をロシアに持っていけるのは、トルコのエルドアン大統領くらいしか見当たりません。

最近の欧米の政治家で外交を理解してる政治家は、ほとんどいませんね?

戦争と外交は、別です。
外交関係を断絶するのは、最後の最後です。
そこら辺を全然理解していません。

こんな調子では、ウクライナ紛争の停戦をどうやって実現するのか怪しいものです。停戦にもっていかずに永遠に戦争を続けさせる心算なんでしょうか?

ほぼ、理性とか知性とか常識とか?
見当たりませんね❓
どうするんだか・・・