ほたる

[ホタルの季節到来　小城公園 ]

　初夏の訪れを告げるゲンジボタルが、今年も小城市小城町の小城公園で舞い始めた。日暮れから午後９時ごろにかけ、幻想的な淡い緑色の光を発し、ウオーキングなどで通りがかった住民らを楽しませている。 　小城源氏ボタル保存会によると、先月２０日ごろ“一番ボタル”を、園内の水路などで確認。同町の祇園川では２０日ごろから６月半ばまで乱舞するという　(佐賀新聞より)

桜が終わったらすぐまた蛍の季節がやってきました。こんな季節の便りは嬉しいばかりですね。

小城公園の蛍もいいですが、やっぱり僕が好きなのは須賀神社前の蛍です。

高い高い石段を登って振り向いた町を見おろす風景は何だか時間が止まった感じがして素敵です。

思えば９５年にJR九州「九州・小京都の旅キャンペーンソング」の仕事をさせてもらいました。

僕は迷うことなくこの須賀神社から見える小城の風景を基に「ほたる」という歌を作りました。　

昔から変わることのないこの町の風景と蛍の光り、変われない自分、過ぎていく時間・・・そんな世界を曲に描きました。

なんとラッキーなことにこのCDは中島潔さんにジャケット画を書き下ろしていただき、当時開催された中島さんの個展でも紹介していただきました。

割と地味な曲ですが、大手企業とのタイアップCDでもあり、今までの僕の作品の中では一番売れたCDでもあります。