年の初めに

１月２日朝、年末の約束を果たすべく、桜武館の初稽古に参加しました。
高校以来、３４年ぶりの剣道です。
実は年末からかなりのプレッシャーで、元旦も深酒はしないように心がけ
イメージトレーニングしていました。

先輩から立派な稽古着や防具を借りての挑戦、しかし着方さえ忘れていました。
早朝の道場は寒く床は氷のようです。しかしこの感触も懐かしく、
むしろ心地よく感じました。

「とにかく怪我しないように、楽しくやりなさい。」との先生からの言葉、
でも面をつけた途端、みんな豹変します。

高校時代の先輩や桜木先生ともお手合わせさせていただきました。
イメージではどんどん攻撃していけるのに、さっぱり身体が動きません。
せめて声ぐらいは負けないようにと思いましたが、その声すらでませんでした。

先生からは「これくらい出きれば上出来だ。」とお褒めの言葉をいただきましたが、
日ごろの運動していないこと、体力のなさを思い知らされました。

自分が使った防具のしまい方もわかりませんが、高校生がさっと走ってきて
手伝ってくれました。
子どもも大人も礼に始まり礼に終わる。この凛とした道場の雰囲気が大好きです。

稽古が終わるとみんなでワイワイぜんざいを食べました。
今、疲れがドッときて身体はカチンカチンです。
でも正月から気持ちいいスタートになりました。

写真：稽古終了直後の桜木先生と私