写真のは1980年の春、高校卒業の記念コンサートで熱演する18歳の尚志少年です。
もちろん演奏した曲はチューリップのコピーです。当時、音楽といえばチューリップしか頭にありませんでした。すこしでもチューリップに近づきたい。そしてメンバー全員でまずは福岡へ行き、それからこのバンドでチューリップみたいなプロになるのが夢で、みんなの固い誓いでした。
けれどその後そのメンバー揃ってコンサートをすることは二度となかったのです。 少年の頃の夢なんて毎日叫んででもいないかぎりいつの間にか忘れていたりするもんですね。
あれから26年、音楽を通じてさまざまな出会いがありました。そして僕はまたチューリップにこだわりコンサートをやろうとしています。 ただチューリップが好きだった。それ以外に理由が見つかりません。
「青春の影」で決まってしまった僕の運命。「サボテンの花」で泣いた時、「千鳥橋渋滞」の場所を探した頃、「夢中さ君に」をみんなで歌った日、「ハーモニー」に目覚めた音、音、「夕陽を追いかけて」で感じた大人の世界・・・・・。
最近流行している「オヤジバンド」という言葉にはなぜか抵抗がありました。しかし明日は思いっきりオヤジバンドになって楽しみたいと思います。
11月23日 18:30~佐賀市歴史民俗館、浪漫座でお待ちしています。
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