私のアイドル

佐賀市のライブハウスへアイドルイベントを見に出かけました。

実は今年に入ってから、アイドルへの楽曲提供をしていて、
今日はそのデビューステージだったわけです。

グループの名は地域活性化応援団「佐賀乙女 みゅー☆スター」。
これから佐賀をＰＲしていく地域応援アイドル、
１２歳から１８歳の元気な女の子たちです。

僕がこのプロジェクトに参加したのは昨年末。

１２月２７日という押し迫った日にオーディションが行われ、
合格したメンバーの初顔合わせが１月１１日。

２月１日に初舞台が決定していて、そのために急遽楽曲を書き下ろす、
つまり結成から初舞台までわずか３週間という何とも無謀な任務があったわけです。

これがどれだけハードルが高いか？自分が一番わかっているつもり。
しかしプロジェクトリーダーの真剣な思いに心打たれたこと、
そしてこれが５０オヤジの新たなチャレンジだという想いから、
引き受けていたのでした。

正月休みを返上しての曲制作でしたが、何とかクリア。
しかし曲を書くだけでなく、全く経験のない女の子たちにそれを歌わせる・・・
これはやはり無謀な賭けでした。

本当に短い期間で練習をし、レコーディング。
なかなか上手くいかない・・・なのに彼女たちの屈託のない笑顔が逆に頭を痛めました。

楽曲が出来ると、その曲に合わせて振り付け、
フォーメ－ション、メンバー紹介・・・衣装合わせ、撮影、グッズ製作。
やらなければならないことは山ほどありました。

あと２週間・・・１週間・・・３日・・女の子たちと共にオヤジたちばかりのスタッフも必死で頑張りました。

本番の日、ミュースターはイベントのトリで出演です。
「あの子たちは上手くやってくれるだろうか？」

僕もそれなりな数のライブをこなしてきましたが、他人ごとではなく緊張しました。



そしていざ本番！！！　・・・・心配は吹き飛びました。

短期間でしたが、かわいい娘たちはちゃんと連帯感や信頼を持って、
自分たちだけで立派にやり遂げてくれました。

オヤジたちは安堵で疲れ切った身体をコーラで乾杯し家路につきました。
僕もしっかりやり遂げた感がありました。

若いっていいですね。
これからが楽しみです。