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公共・単独土木事業の個別予算決定 京都府

2008-05-26 | 地域全般
京都府は平成20年度の公共・土木事業の今年度当初予算分個別事業費を決定を発表しました。
道路特定財源特例法の改正案成立が遅れた関係で、今回は第一次分の決定とし、残り部分は今後、追加決定していくとのこと。
府北部の主な事業は以下の通り

【舞鶴市】
1.国道175号線(大川橋)改良事業   10億円
2.京都舞鶴港港湾整備事業       5億9,200万円
3.伊佐津川防災事業           1,200万円

【福知山市】
1.JR山陰本線立体交差化事業      4億円
2.国道175号線(宮川橋)改良事業    1億円
3.牧川改修事業               3,000万円

【宮津市】
1.宮津野田川道路新設事業        30億円
2.大手川災害対策緊急事業        25億7,000万円
3.府中道路新設事業            1億8,000万円
4.宮津港海域改善事業           7,200万円

【京丹後・与謝郡】
1.野田川大宮道路新設事業        4億円
2.久美浜港侵食対策事業         2,500万円


一次分は、おおむね社会基盤整備に当てられていますね。
特に来年度完成予定の「宮津野田川道路」に30億円と重点的に配分されている他、残りKTR(北近畿タンゴ鉄道)の高架化を残すのみとなったJR山陰本線立体交差化や、平成22年度完成予定の国際コンテナ埠頭・和田埠頭(仮称)の整備が進む舞鶴港など、北近畿の明日を占う意味でも重要な事業に重点的に配分されているのは評価できるのではないでしょうか。