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関西電力、若狭地方にメガソーラー設置へ

2009-11-27 | 地域全般

産経新聞(11月26日付)福井支局版

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関電、福井・若狭地方にメガソーラー設置へ

関西電力(本社:大阪市)は26日、大規模太陽光発電施設(メガソーラー)を福井県の若狭地方に設置する方針を明らかにした。出力は一般家庭約300戸分に当たる1,000キロワット程度で、平成24年度中の稼働開始を目指している。日照条件の厳しい日本海側での太陽光発電の発電可能量や、積雪や塩害による発電への影響などを検証するのが狙い。関電のメガソーラー計画は堺市臨海部に次いで2例目。

関電は22年度から、気象観測装置を設置してデータを収集する基礎研究を始める。このデータをもとに、23年度には発電可能量の予測手法を開発する。これらの研究と並行して用地の選定を行い、24年度から建設を始める。稼働後は自社の系統で電力を供給予定で、気象条件の厳しい地域での負荷やコストについて検証する。

関電のメガソーラーでは、堺市と共同で堺市臨海部に出力1万キロワットの施設を建設中で、22年11月に一部(3,000キロワット)が稼働開始する予定。シャープが隣接する液晶工場の屋根に設置予定の太陽光発電施設と合わせた出力は2万8,000キロワットで、世界最大級の太陽光発電施設となる。

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