きたのさわ夜間歯科【女医のブログ】

札幌の女性院長の歯科勉強会道中記,審美入れ歯治療の話,趣味(ジャズピアノ・ボーカル/ガーデン/絵など),ほか徒然な話題。

年越しから お正月へ。

2018-01-25 23:14:58 | 日記

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今年は戌年みたいですが、毎年のことながら「わたし今年で何歳?」なんて家族に聞く私!お年始に神社に行くなんて全く興味のない私でも何回かはお詣りに行った記憶はあります。混んでいてピーと笛の合図で前に進み、早く早くと後ろからせかされて神様へのお願いやら、お礼など、どこへやら、すっかり風情のなさに懲りて、お参りは我が家では、亡き父が一人でいく行事となっていました。

1度だけ、大晦日の夜中に洞爺湖温泉街の隅にあったひなびた神社にお参りした時、巫女の姿の方からお神酒のふるまい酒があり、感激して、今度は父を連れて再びその神社を訪れたところ、巫女姿の人はいなく、おじさんがひとりいるだけの神社でした(笑)


夜中の12時ころに、洞爺湖畔に到着するには、あのそびえたつ雪のトンネルのような中山峠を抜けなければたどり着くことが出来ず、雪しだいなので、あれ以来、巫女さんからのふるまい酒は、無しです。

うちの両親はお正月は温泉でのんびり過ごすのが、好きだったらしく、結婚するまでは、毎年温泉に出かけていましたね。温泉が、私は苦手で、退屈!!父は温泉に何度も入り、母は読書と旅館の食事を楽しみ、私は退屈をもてあます!!ということで、結婚してからは、なるべく温泉にいかなくてもいいように、旅行に出かけていましたね(笑)

お正月はどの観光地も強気の設定で、ハワイに息子二人を連れて家族4人で出かけた時は、帰りの税関で「何か高額な買い物はしましたか?」と聞かれ、思わず「そんな余裕はありません」と答えたほどでした(笑)


オワフ島しか知らない私ですが、一人で来ているらしき老婦人が、スーツケース6,7個をポーターに運ばせている姿をみかけました。今のオアフ島は、スーパーばかり増えて、日本語だけでも暮らせそうですね。


日中は、水着姿でもOKのハワイですが、夜は、皆さんロングドレスに着替えてナイトライフを楽しむみたいです。あんなに何個もスーツケースを運ばせる身分にはなれそうにもありませんが、せめてロングドレスの1枚ぐらいは持参したいものです(笑)

ふるまい酒といえば、去年の31日の年末年越しシルベスターコンサート、「山下洋輔」さんが出演するとのことで、会場も自宅から近い「札幌キタラ」だったこともあり、タクシーが拾えなくても、歩いてもいいかな?と出かけました。


なんと、行きも帰りもタクシーあったのですが、会場ホール内でのふるまい酒もあったのです。札幌交響楽団の演奏も大変良かったのですが、最後は山下洋輔さんのピアノ「ラプソディ・イン・ブルー」で、圧巻の演奏でした。司会の方の説明によると、山下さんは75才だそうですが、老いを感じさせず、オーケストラとの共演にもかかわらず、ご自分の演奏スタイルを崩さず、ジャズマンかくありき!と感心しました。


なかなかオーケストラとの兼ね合いもあって、ジャズピアノとクラシックとの共演は難しいと思うのですが、お互いにリスペクトしあって、素晴らしいとしか表現のしようがないほどの演奏で、恒例の年越しカウントダウンもあり、山下さんのピアノに酔いしれて、素晴らしい大晦日の夜となりました。

幼少のころは、クラシック音楽ばかり流れている家庭だったので、久々の生のオーケストラ演奏に、遠い昔のことを考えていましたね(笑)父はギターとマンドリンを愛し、私にもクラシック音楽を好きになってほしかったのでしょうね?なんと、今の私は、ジャズ好みなのですから、わからないものですよね?

ちょっと怖い本を正月休みの時に読んじゃいました。フランスの女医さんがご自分の経験を書かれた本です。


可愛い少女がピアノを弾いている表紙に魅かれて、手に取ってパラパラめくっていくうちに、ピアノを何時間も弾かせて、間違うと体罰を加えるお父さんだったみたいで、え?え?そんなの、あり?なにも、正月休みに読まなくても(笑)と一瞬思ったのですが、女医さんの文の上手さに引き込まれて、とうとう最後まで読んじゃうことに。何しろ、ピアノの才能があったらしくあの「ショパンコンクール」で3位になったというのですから。でも体罰で体を壊して、とうとう施設に逃れて、ピアノを弾かなくても良くなった時点で、実のお父さんは有罪になり執行猶予はついたものの彼女のそばには近寄れなくなったとのこと。家に戻り、医学部を受験して医師となり、精神科、終末医療施設のピアノを患者さんが喜ぶので、時々弾くそうなんです。ピアノが嫌いなのに、上手に弾けちゃう人がいるなんて、驚きでした。終わり良ければ総て良しなんですかネ。今は、恋人もいて幸せだそうで、ホッとするお話なんですが、私の父は優しい父でよかったなあ!と思ったのでした。
どのくらい優しいか?といいますと、大学生の時に、東京の下宿からもどった夏休みに父に初めてのお料理を作った時、その私の料理を「美味しい」と言ってくれたのです。キュウリとイチゴの寒天寄せで、自分で食べると、何というか不味いばかりでしたのに(笑)

元日の朝、窓のそとの鳥の鳴き声で目がさめました。なんと優雅な元日なんでしょう。大晦日のシャンパンが残っている頭で、スマホで小鳥を撮りましたが、やっぱり撮れていませんでした(笑)もう一つの優雅なお正月、どうかな?と思いながら買った「エケべリアの花」咲きました。


あんまり可愛いので、アップしてみました。がんばれといっているみたいで、かわいいです。

もうじき二月に突入です。

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