きたのさわ夜間歯科【女医のブログ】

札幌の女性院長の歯科勉強会道中記,審美入れ歯治療の話,趣味(ジャズピアノ・ボーカル/ガーデン/絵など),ほか徒然な話題。

寒い東京,アルマーニ,札幌ドトール,ニューヨーク。

2015-09-08 03:28:02 | 日記

ミラクル審美入れ歯と専門的な矯正の「きたのさわ北の沢夜間歯科・矯正歯科」札幌南区のページへ⇒

8月の末なので、さぞ残暑で酷暑だろうと覚悟してでかけた東京の勉強会、なんと異変とかで、札幌より寒い東京で街行く皆様もコートをきたり、カーデイガンを着たりしていて、驚きました↓。


今回の勉強会のテーマは、部分入れ歯の精密設計でした。自費の審美入れ歯を専門としている私は、常に最新の義歯の知識を入れなくてはなりません。札幌にもどってから、難症例の入れ歯の患者さんに、今回の日本補綴学会で見聞した症例を応用して設計した義歯がありました。患者さんからは、凄く喜んでいただき、風邪をひきそうなくらい寒い東京で2日間がんばった甲斐はありました↓


札幌発は朝5時起きだったので、疲れてしまい、勉強会が終わると珈琲が飲みたくなり銀座によりました。
週末とあって喫茶店はどこも混んでいて、しかたがないので、たまに行く「アルマーニ」の10階の喫茶店にしてみました、さすがにコーヒーが2000円弱なので、空いていました(笑)↓


銀座だからとはいえ、特別にサービスが素晴らしという訳でもなく、サービスなら札幌地下街の「ドトール」のほうがすばらしいと思っています。何回か入っただけなのに、私がいつもトーストの耳を残すのをどうやってリサーチしたのか、「トーストの耳をお切りしましょうか?」と聞かれ、でてきたのが「パン耳のないトースト」。店内カメラでもあるのかな。素晴らしい神サービスでした↓


学会でたまに訪れる街、アメリカのシカゴの喫茶店でも、コーヒーが少なくなる前に遠くのほうからボーイさんが注ぎにくるので、カメラかな?と思ったものでした。もっと「チップ」がそのボーイさんに入るので、そのせいかもしれないですけど。これは、同席していた歯科材料の極東貿易の社長さんも、不思議とおっしゃっておりました。カップの中が見えるはずがないのに、遠くから注ぎにくるって、おっしゃっていたので、日本ではありえないサービスと思っていたので、「ドトール」のサービスは「チップ無し」なので、驚きました。毎回というわけではないですが。

東京から戻ると、自費の「ミラクル入れ歯」をいれた患者さんが、「ジャンボししとう」と「豆」を持ってきてくれました↓


定年後に始めた畑でできたそうなんです。畑ができるのも、入れ歯でなんでも噛めるから、と珍しい野菜を持ってきてくれたそうなんです。入れ歯をいれてから、1年もたつのに、,,,うれしい!!!!
残暑を覚悟して新しいの知識を取り入れにわざわざ東京にまで出かけたご褒美かしらん???

勉強会といえば、一時は「ニューヨーク」ばかりにでかけていた私、世界中から歯科医があつまるので、アメリカの中でも最も新しく、また効果的なテクニックを勉強できます。一時、ニューヨーク病になった私、勉強会もニューヨーク、マラソンもニューヨークでした。20年前は、ニューヨークは危険な場所と思われていて、ホテルは高くても1流ホテルにして、道路を歩く時も真ん中を歩くようにしたものでした。学会もニューヨークに出かけると言った時など歯科医の知人でも、「そんな危険なニューヨークに出かけるなんて」、と申したものでした。
家族に御土産と思い、出かけたお店で「日本の人ですか?」と声をかけられ「日本人です」と答えると、お店の人が「一人でニューヨークにきた日本の女のひと、初めて見た」と驚いていました。とにかくタクシーが(例のイエローキャブです)捕まえにくく、後に勉強会の場所をシカゴに変える理由となるのですが、とにかく歩くしかなかったので、ダイヤモンド街の偽物だけを売っている店をみつけて、ダイヤそっくりのおしゃれな飾りもたくさん買いました↓


何故そんなお店があるかって???本物なら、強盗に耳ごと、指ごと盗られるので普段は「偽物」をニューヨークの人はつけるみたいなんです。宝石に興味をもたない私にぴったり!!!祖母がお嬢さん育ちだったので、いろいろ、宝石の指輪とか、帯止めとか持っていたけど、家を増築するのにも、大して役に立たなかったと母から聞いていたので、私は思い出にお金をかけることにしています。連れあいは、思い出が一番お金がかかる!!!とぼやいているみたいですが。
その、昔のニューヨークの学会で講習を受けたのが歯のホワイトニング、レーザーでアクセレイトするように習いました。当時は日本で歯のホワイトニングは認可がおりていなくて困ったものでした。
それから2年くらいたつと、日本全国の歯科医が手がけるなりましたね。歯科医の息子にいわせると私が早すぎた、とのことでした。ちょっと前のニューヨーク学会の参加証です↓


「早すぎた」といえば、入れ歯の名医で上下の入れ歯をいれると車1台といわれる、阿部晴彦先生の講習を受けた時のことです。実際の患者さんに来ていただいて、装着するので1年がかりの勉強会で、それこそ、講習費も車1台分という金額でしたが、阿部先生が10名ほどの講習を受けている歯科医に「この中で、自分で入れ歯の人工歯排列(ワックスで出来た仮合わせ用の入れ歯に、入れ歯用の歯を容姿やあごの形態を参考にして並べること)をしている人は手を挙げて」とおっしゃったので、おそるおそる、手をあげると、なんと私1人ではないですか。
面倒だし、時間もかかるので、皆さん技工士さんまかせみたいなんです。私は患者さんの満足のいく「審美入れ歯をつくれる歯科医」を目指していたので、がんばっていましたが、阿部先生は「この中でたった1人なんだから、もっと胸をはって手をあげても、いいんだよ!!」とおっしゃってくれました。
いま勉強に通っている日本一の入れ歯の先生も、もうすこしがんばれば「北海道一になれる!」といってくれたんですが、どんだけがんばればいいのでしょう?笑

10月には、「ジャズピアノ弾き語り」の発表会もあるので、東京で買ってきたハイヒールを家の中ではきながら、ピアノの練習でもしますかね↓


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