木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

9月4日 水木沢天然林での森造り協力事業

2010年09月05日 | 木祖村議会と議員
9月4日、木祖村の水木沢天然林で、名古屋市守山区のNPO法人「緑の挑戦者」と木祖村主催で周辺の森林整備が行われました。


 木曽川の水を利用する下流域の市民らと一緒に約40人が参加し、水を育む森林の健全育成と景観向上を目的に雑木の伐採や下草刈りで汗を流しました。

 この日の朝の天気予報では名古屋の最高気温は38度との予想。一方、木祖村は標高が高いこともあり、さらに森の木陰での作業なので熱中症などに苦しめられることもなく、順調に作業が進みました。
 何度もリピーターとして参加してくれる市民の方が多いので、作業も慣れたもの。私が加わった班の担当地区は、放置されて鬱蒼としていた区間が見違えるようにすっきりしました。

 「この廃材、後ほど車でもらいに来てもいい?」と参加者からの声。
 切ったあとの雑木は長さも種類もまちまちなのでほとんどが切り捨て間伐になります。が、こうした間伐材をシイタケの原木や子供の学校工作の材料に使いたいと言われる方もいらっしゃいます。森の所有者にとっても切り出した木を片付けて利用してくれるのは願ってもない事なので、その場で交渉もまとまったようです。

 ひと汗流した後の森の中で食べるお弁当もまた格別。水木沢のせせらぎ沿いの木漏れ日の中で恒例のトン汁をいただきました。今回は朝採りトウモロコシの差し入れもあって、残った分は皆さんのお土産に。下流域ボランティアの取り組みに本当に感謝です。