星梓の一般質問1問目。(9月17日分)
Q1:既存砂防ダムのスリット化について
Q(星):近年増加しているゲリラ豪雨への対策として、既存の砂防堰堤の全体的な見直しが必要ではないか。従来の不透過型砂防ダムでは、河床低下や護岸基部が露出する一因とも考えられるため、中小の増水時には土砂の排出を促すスリット化といった対策を推進する必要があると考える。
また、木祖村は木曽川の最上流部に位置することから、良好な河川環境をつくる必要があり、つまり、沢や谷筋は土砂の通り道であるという当たり前の考えをもとに対策を立てることが、自然の力に沿った方法であり、建設コストの縮減や管理コストの面からも、既存の砂防ダムを環境型へと改修するのが望ましいと思うが、今後の洪水対策を含め当局の考えを。
A(建設水道課長):最近の状況は、自然にやさしい堰堤を作ろう、または改修するというのが全国的な流れになっている。砂防ダムには不透過型、透過(スリット)型の2種類があり、設置には地域の綿密な調査、山や植生の状況に応じた判断がなされている。
河床低下は笹川筋で著しく、当然上流部がさらに激しい事になる。床止工や現場にあった対処が現実的。スリット化ができるのが一番良いが、上流が安定するまでは設置や改修は難しいと考える。現場に合った砂防ダムの設置を進めていきたい。
Q(星):災害に早めに備える点では、時間をかけ新しいコンクリート堰堤をつくるよりも、ワイヤネット型などの、短期間低コストで施工できる土石流捕捉工を取り入れ、古い砂防ダムをカバーするのも効果的ではないか。また、薮原簡易水道に影響を与えている塩沢上流部に関しては、ハード対策だけでなく、監視カメラ設置などのソフト対策も検討されたいが。
A(建設水道課長):ワイヤネット型も、場所に合えばそれらを取り入れて施工することになる。塩沢は上流部に非常に不安定な土砂が存在し、今回は遮断していた土砂が出たために水源に影響が出た。監視カメラ等については付近に民家等の保全対象物が存在しないため、今のところは考慮していない。
Q1:既存砂防ダムのスリット化について
Q(星):近年増加しているゲリラ豪雨への対策として、既存の砂防堰堤の全体的な見直しが必要ではないか。従来の不透過型砂防ダムでは、河床低下や護岸基部が露出する一因とも考えられるため、中小の増水時には土砂の排出を促すスリット化といった対策を推進する必要があると考える。
また、木祖村は木曽川の最上流部に位置することから、良好な河川環境をつくる必要があり、つまり、沢や谷筋は土砂の通り道であるという当たり前の考えをもとに対策を立てることが、自然の力に沿った方法であり、建設コストの縮減や管理コストの面からも、既存の砂防ダムを環境型へと改修するのが望ましいと思うが、今後の洪水対策を含め当局の考えを。
A(建設水道課長):最近の状況は、自然にやさしい堰堤を作ろう、または改修するというのが全国的な流れになっている。砂防ダムには不透過型、透過(スリット)型の2種類があり、設置には地域の綿密な調査、山や植生の状況に応じた判断がなされている。
河床低下は笹川筋で著しく、当然上流部がさらに激しい事になる。床止工や現場にあった対処が現実的。スリット化ができるのが一番良いが、上流が安定するまでは設置や改修は難しいと考える。現場に合った砂防ダムの設置を進めていきたい。
Q(星):災害に早めに備える点では、時間をかけ新しいコンクリート堰堤をつくるよりも、ワイヤネット型などの、短期間低コストで施工できる土石流捕捉工を取り入れ、古い砂防ダムをカバーするのも効果的ではないか。また、薮原簡易水道に影響を与えている塩沢上流部に関しては、ハード対策だけでなく、監視カメラ設置などのソフト対策も検討されたいが。
A(建設水道課長):ワイヤネット型も、場所に合えばそれらを取り入れて施工することになる。塩沢は上流部に非常に不安定な土砂が存在し、今回は遮断していた土砂が出たために水源に影響が出た。監視カメラ等については付近に民家等の保全対象物が存在しないため、今のところは考慮していない。