木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

議員バッジ

2007年05月03日 | 木祖村議会と議員
 議会事務局が主催した「議員懇談会」で議員バッジが配られた。

 早速包装を解くと、チラシとそれに包まれた小さな桐箱が現れた。チラシを広げてみると、各種のバッジと値段が書いてあった。

 桐箱をあけると安全ピン型の議員バッジが入っていた。チラシに掲載されているものは紐がついている。どうやら紐付きは男性用で、安全ピン型は女性用とのこと。おそらく女性用のスーツには社章やバッジをつける穴がないからだろう。

 議会事務局長がおもむろに
 「議員バッジは買ってもらいますので、後ほど報酬から天引きします。」

 ええええ? 議員バッジって買うの?

 私はてっきり、選挙に当選した議員に議会がバッジを授与(貸与)して、議員でなくなると返すものだと思っていた。実際、某TVで「議員バッジをなくすと弁償」と言っていたし。

 個人が買うとなれば、それは今後ずっと個人の所有物となるわけで、とすれば、その気になれば議員でなくなっても付けられるわけです。
 もちろん議員でなくなれば、いくら議員バッジをつけていても議場にははいれませんが・・・

 ちなみにお値段は 4,300円也。

 なお村の議員バッジは、チラシによると銀台24金張というつくりですが、これが国会議員や県会議員となると純金製(時価)という高級品になるそうです。たぶんそれなら当然貸与でしょうねえ。
 もちろんこれをつけるからには議員としての自覚を持ち、議会に対する敬意を抱きつつ、清く正しく美しく、民主政治の一翼を担って行かなければなりません。

それにしてもこの議員バッジとは、議員の「資格」を示すものでしょうか? それとも議員の「身分」を示すものでしょうか?

 もし後者であるとすれば、公僕たる国会議員が金無垢のバッジを税金でつけていることにも違和感を覚えますし、日本の公務員制度にいまだ「お役人様あ~」的な、封建的な香りが漂っているように思えてなりません。





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1 コメント

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議員バッジ (吉田様宛返信)
2009-12-11 23:50:07
「議員バッジほしいです」のコメントをお寄せくださった投稿者様へ。
大変勝手ながら携帯電話番号と思われる情報の掲載については公開を控えさせて頂きました。何とぞご了承のほどお願いいたします。
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