木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

10月27日 いまどきの写真の現像

2007年10月27日 | 活動日誌その他
10月27日 終日、文化財の報告書をまとめる。

 報告書には現状写真を添付することになっている。県はASA400の24枚撮フィルムを支給してくれるのだが、最も手っ取り早い方法として近隣のコンビニで同時プリントに出すと、枚数に関係なく1本680~780円かかる。正直言ってこれが意外と経費を食うのである。ちなみに現像費は自腹。
 最初はニコンやペンタのアナログ光学カメラを使っていたのだが、対象が文化財の建造物や貴重な史料となると撮影時の光量に苦労する。紫外線が各種の保存に良くないことが解っているので、保存はあえて暗い室内という場合も多い。
 その点、デジカメは暗くてもフレキシブルにシャッターを切れる場合が多く総体的に使いやすい。その場で失敗も確認できる。
 
 最近のデジカメプリントは一枚あたり15円。最初から必要なだけ、例えば30枚指定してプリントに出しても450円で済むのに対し、フィルムだと用心のために2カットづつシャッターを切る事うえ、同時プリントを使うと結果的に3倍近い経費を強いられるのである。

 経費対効果を考えると、報告書にはデジタル写真でも充分ではないかと思えるのだが・・・県内で委嘱している文化財保護委員の年齢的な問題もあるのだろうか。

 文化財パトロールでは、概観や野外の撮影はフィルムで室内はデジタルでと使い分けることにしているが、最近はフィルムが余ってしょうがない。古い物を相手にする仕事とはいえ、新しい文明の利器は積極的に使うべきだと思う。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。