木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

9月26日 第3回森造り協力事業

2009年09月26日 | 木祖村議会と議員
 9月26日 平成の水100選木祖村水木沢入口の森林で、平成21年度第3回森造り協力事業が実施されました。9:30~

 名古屋市のNPO法人「緑の挑戦者」(グリーンチャレンジャー)による除間伐作業です。今年の2回目までは菅地域の鳥獣被害対策で緩衝帯づくりを行ってきましたが、第3回目は源流部の景観づくりを意識した除間伐作業となります。
 下流域からの参加者は44名。地元自治会や床並みの滝を守る会、村の議員団も加わって約60名が精を出しました。

 作業はかつてのカラマツ人工林やアカマツ林だったところに生えてきた雑木の除伐で、紅葉するカエデなどを残しながら手ノコギリで幼木を切り倒してゆくという内容。
 小さな赤い実をつけたズミ、クロモジやウルシなども全部切って、カエデだけ残す・・・というのも、妙に人工的・作為的に感じ、「ほんとうにコレ切っちゃうの?・・・」と、個人的にとまどう場面もありました。たしかに作業的には初めて参加する都会の方には分かりやすいのですが・・・。
 成果が表れるには時間がかかる仕事です。将来の紅葉時に期待したいところです。

 それにしても、山仕事に慣れている地元の方はすばやい。いつの間にかキノコ(イグチ)を見つけ、ヘルメット一杯とってます。お昼にはトン汁に入れてふるまわれました。
 キノコが出るのは山が豊かになる証拠。かつて人工的に作ったカラマツ林が、山の恵みが多い混交林に変わればいいなと思っています。



 


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