木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

3月12日 平成20年3月木祖村議会定例会2・合同委員会

2008年03月12日 | 木祖村議会と議員
3月12日 定例会再開 9:00~

■議案第29号~36号まで上程、提案説明、付託。

■11:15~ 常任合同委員会連合審査会の開催

陳情・請願等の審議

1:JRのダイヤ改正について
 → 採択
2:「鳥獣被害防止措置法」関連予算を、鳥獣捕殺ではなく自然復元と被害防除に使うことを求める意見書提出に関する陳情
 →継続審査
3:飯田国道事務所・出張所の執行体制等の拡充を求める陳情書
 → 採択
4:老人医療費給付事業の継続を求める陳情書
 → 継続審査
5:新保険業法から共済制度の適用除外を求める陳情書
 → 採択
6:森林環境税の創設と、森林・林業・木材関連政策の充実を求める陳情
 → 採択
7:「公共工事における賃金等確保法」(仮称)の制定など、公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保に関する意見書提出を求める請願書
 → 採択

 1については、近年のJRの営利追求型の姿勢に対し、あれで公共交通といえるのかとの声も。高校(蘇南)の始業時間をダイヤのために9時に遅らせざるをえない実態は、教育現場だけでなく、通勤、住民生活にも多大な負担を強いていると思います。全会一致で採択されました。町村会等に働きがけることになります。
 2はクマの保護団体による陳情。残念ながら、実際に被害を受ける中で生活している住民とは考え方にかなりギャップがあるといわざるをえません。4は、すでに国の政策として「後期高齢者医療制度」がスタートしたばかり。ここで旧老人医療を継続すると混乱を招くと思います。

■審議事項
【1】平成20年度予算概要及び財政状況について
【2】平成20年度特別会計予算概要について
【3】付議議案審議

・平成20年度予算については、200ページ以上にわたる内容を細かい部分まで精査し、疑問に思った点を次々に質問します。
 予算書というのは主に数字(金額)の羅列で、何故この金額か、どうして計上されたのか、何台分?、何人分?、金額が果たして適正か、その後どうなるのかといった事は予算書からはわかりません。予算書はあらかじめ皆が目を通すように議会開催以前に渡されます。私の場合は説明を求める場所に付箋をつけたり一応の下調べをするのですが、当日説明を受けるとまた疑問点が出てきます。

 もともと複数の職員が何日もかけて作り上げた予算書です。すべての数字を一人で理解できる議員など存在しません。だからこそ様々な価値観と立場で、複数の人間でチェックするのですが・・・現職議員2名と新人議員7名で審査していることに、本当に充分目を通せただろうかと心配になる事も。前職からの議員が1名減った事の重大さを痛感しています。



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