桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

宇都宮

2016-03-12 15:20:47 | ブラ歩き情報
2016年3月10日、宇都宮市内をブラ歩きしてきました。
宇都宮には大谷石を利用した構築物が多くあることを知り、
その見学を主目的に、町中歩きをしてきました。


最初に訪れたのは東武宇都宮駅近くの松が峰町で、
そこには大谷石でできた教会「松が峰教会」があり
ました。最初見たとき、思わずオーッ!の声が出て
しまいました。


この迫力、どうですか。何か、ここが日本ではないような
錯覚に陥りそうです!


内部を撮らせてもらいました。敬虔な気持ちが自然と
沸いてきました。


教会と道路を挟んだ反対側にも、大谷石でできた建物が
ありました。レストランみたいでした。予期していない発見
に、ちょっと驚きでした!


次に、宇都宮城址公園に行きました。市役所の裏にあり
ました。宇都宮城は石垣ではなく、土塁で囲まれた平城で
した。


入口を入った土塁の両側をくり抜いて資料展示室が設け
てあって、こちらは祭りに使う山車でしょうか、展示されて
いました。反対側には、城のジオラマなどがあって説明の
ガイドさんが立っていました。


土塁を潜ると、広いスペースになっていて、そこは本丸跡
みたいでした。周辺にはカワズザクラと思える桜が並んで
咲いていました。訪れた人が盛んに写真を撮っていました。


次に、市役所の脇を通って松が峰町の方へ歩いて行った
ら交差点の角に大きな木が立っていました。「大いちょう」
といって、戦災で焼けた後また芽を出したことから、復活の
シンボルになっているみたいです。


これはオリオン通り。宇都宮の一番の繁華街みたいです。
大いちょうを通り越し、真直ぐ進んだ道に交差していました。


オリオン通りにあるオリオンスクエア。きっと、色んな
イベントが開催されるのでしょうね。


その後、二荒山神社にきました。日光の二荒山神社との
関係はどうなっているのでしょう?


社殿へは長い階段を上って行きます。


神門を潜った所の前面が社殿(拝殿)でした。


その右側には、馬の象が立っていました。どんな謂れが
あるのでしょうか?


これは、左側にあった初辰稲荷神社。その右斜め後ろに
あるのは神明の井戸。


その稲荷神社の前から左側の、丁度神社高台の中腹に
当たる辺りにあった与謝蕪村の句碑。


二荒山神社から真直ぐ歩いてくると、堀があり赤い欄干の
橋が架かっていました。神社の神橋になるのでしょうか?


一度城址公園へ戻りました。土塁の横から撮りました。


土塁の前の駐車場にミツマタがありました。花に赤が
混ざるのが珍しいと思って、撮ってきました。


もう一度城跡から歩いて、三番町へ行きました。これは
青源味噌といって、大谷石を使った大きな工場でした。


表側に回って、斜めから撮りました。青源味噌は江戸時代
から続く、味噌屋さんみたいです。


傍には、何かの事務所に改造した大谷石の蔵がありました。


こちらは、青源味噌をさらに先へ進んで、田川という川の
傍にあった清巌寺。


清巌寺の有名な鉄塔婆。鎌倉時代のもので、日本最古の
鉄塔婆だそうです。宇都宮氏が亡母を偲んで作ったみた
いです。


近くにあった、居酒屋さんらしい大谷石の蔵。


田川を渡った先の交差点角にあった旧篠原家。江戸時代
からの醸造業を営んでいたみたいです。


そこから少し戻るように歩いてきた所の宮の橋。左の橋袂
にある大谷石の建物は、公衆トイレです。こんな所にも
大谷石が利用されているなんて、さすが大宮ですかね!


橋を渡った所にある宝蔵寺の鐘楼門で、その鐘は
「およりの鐘」と呼ばれているみたいです。時鐘として
慕われていることからの所以でしょうか。


さらに戻る途中、善願寺に寄ることにしました。町の家並み
の中に埋もれた感じであって、普通の生垣を入るとお寺で
あるのが分かりました。


東大寺と同じ廬舎那仏があって、大豆三粒の金仏と
いわれています。謂れは、大豆三粒を元に、それを
広めて金仏建立の資金を集めたことから、発している
みたいです。当日は、ここまでで駐車場へ戻ってきました。

宇都宮、他の町では珍しい部類に入りそうな大谷石利用の
構築物を、いとも簡単に見ることができました。その他、
歴史的な建造物もあって、中々おもしろい町だと感じました。
コメント
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