桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

足利仙人ケ岳

2016-03-09 16:15:56 | 山歩き情報
2016年3月8日、足利市小俣北町の仙人ケ岳へ行ってきま
した。岩切の登山口から小俣川の沢沿いを歩き、熊の分岐へ
上り、尾根道を仙人ケ岳頂上へ。戻りも同じ道を辿って、戻っ
てきました。約3.5hの道のりでした。


登山口から歩いてすぐの道脇は、ウメの花が満開状態で
した。


しばらくして「カタクリの群落」の表示が出てきたので、
よく探したら蕾状態のものが一株だけありました。戻って
きたときには、花が開いているかな、と思いながら先へ
進みました。


歩く道は沢を何度もいったりきたり渡って行きます。滝も
幾つか見られます。


キンモンソウみたいな花が咲いていました。本当に小さな
花を付けていました。


これは、生(ねり)不動といって行程の半分位まで歩いて
きた所にあります。鳥居は、梁が壊れて杭だけが立つ状態
でした。


滝がまた見えました。


道を歩いていると、上の方でコツコツの音が。コゲラですね。
ちょっとボケていますが、姿を捉えることができました。


道が突き当り、急な岩場を右に回り込む形で上り切ると、
熊の分岐に出ます。右は猪子峠へ下りる道、仙人ケ岳へ
は左の尾根道を上って行きます。


尾根道からちょっと離れた所にマンサクが咲いていました。


上る尾根道の周りは、立ち枯れした木や枝が落ちて
しまった木などで、閑散とした感じがしていました。
ただ、一昨年の大山火事の影響ではなさそうでした。


ピークまで上り切ると、木の間に仙人ケ岳が見えてきま
した。丁度真ん中辺りが頂上です。この後、稜線を右に
U字形に回り込んで、そこまで歩いて行きます。


頂上手前の分岐まできました。右は赤雪山への道、頂上
は左を行ったすぐ近くです。


頂上に着きました。後に見えるはずの赤城山は、靄って
いて見えませんでした。でも、いつもは強く吹かれる風が、
この日はまったくありませんでした。


頂上を少し先へ行った位置から前仙人岳を撮りました。


帰りの道では期待通り、カタクリの花が開いていました。
何か得をしたような気分になりました。


これは登山口に立っている燈籠です。中岩切と石尊宮の
表示が刻まれています。

仙人ケ岳、今まで毎年登っていましたが、昨年は一昨年に
大きな山火事があったことから行かず仕舞いでした。実際、
桐生の広報誌では入山禁止と出ていました。今回登って
みて、足利側はまったく影響なく、桐生側の登山道が焼けた
みたいなのが分かりました。早くでんべい山から登れるよう
になるといいですね。
コメント
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