きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

泥のプールにはまる子どもたち

2005年11月06日 | NPO・趣味・課外活動
1.8m×1.8mの泥のプール。
子どもたちは最初気持ち悪がっていたが、いざ入ってみると、
「おもしれーー」
「気持ちいいーー」
と、叫びながら、ところ狭しと大人数でぐるぐる。

周りの大人たちは、微笑ましくこの光景を眺める。

この時代、なかなか経験できないことだしね。
この感触を、頭の片隅に残しておいてくれたら。

みずがき山の秋景色

2005年11月05日 | NPO・趣味・課外活動
水墨画のように、手前は畑、中間には小高い山、そして奥にはみずがき山。
山の景色は、層状に連なるこの遠近感により想像力をかきたてる。

このように山の美しい景色を見ると、
「山のあなたの空遠く、幸い住むと人のいう」
という詩を思い出す。

幸せはきっと目の前にある。
そこから、そこから。
だけど、たまには遠くを見て、幸せのその先を想像する時もあっていい。
現実と未来が、行ったり来たり。

みずがき山。この圧倒的な存在感が、想像力の反作用を増幅する。
この山をじっと見つめていると、少しのけぞりそうになる。

それにしてもこの澄んだ空気。秋だなあ。

惜しむらくは高圧電線。
そういえばこの写真を撮るのにも、電線をかいくぐって撮った。
この異物は何とかならんかいのう。

建物づくりは料理に似ている

2005年11月05日 | NPO・趣味・課外活動
粘土には小砂利がたくさん混じっているので、ふるいにかけて粒子を細かくする。
バケツに何杯も小砂利が出てくる。

また、稲藁は2寸くらいの長さにザクザク切って下ごしらえ。

こうして、建物づくりの作業の一つ一つをやってみると、料理にとても似ていることに気づく。
料理だけではない、作る世界は共通項が多い。


泥壁の材料その一

2005年11月05日 | NPO・趣味・課外活動
近くで分けてもらった粘土。
0.5立米ほどある。

このあたりの粘土は少し黄色い。
ちらほら土蔵を見かけるが、やはり黄色っぽい色をしている。

しばらくの間、この粘土の山は、子どもたちの創造の山。
トンネル掘ったり怪獣作ったり。それらを壊してみたり。
Sさんがずっと面倒見てた。

柿渋五階調

2005年11月03日 | 目黒か邸
柿渋塗装の回数の差による階調。
柿渋一つで品のあるいろいろな表情を作ることができる。

K邸お気に入りの部位の一つ。
しかもこの写真は今しか撮れない部位。
なぜならこの真ん中あたりに透明ガラスが入る。

なお、左端の部分には舞良戸が入る予定。

オレはドウだ!

2005年11月03日 | 目黒か邸
縦樋が取り付けられる。

銅は写真のように、最初とても艶やかな輝きを帯びる。
反射して赤い鏡のようでもある。

それが次第に鈍い赤色になる。

今こんな色をしているので、外から見ると、「今のうちオレを見てくれ!」と
主張しているようにみえる。
オレはドウだ!と、今のうち主張してくれ!