きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

日登美さん家へ

2011年02月10日 | 今日のできごと
今日は午前中、
久しぶりに日登美さん家へ。

彼女の著書「日登美のHOME LIFE」
の舞台となった家です。

ここは一年半前まで、
鎌倉から毎週毎週
二時間強かけて、
通い詰めた場所。

日登美さんも、
道から入ると
目に飛び込んでくる
大きな八角の柱も、
懐かしいです。

この家は開放的な間取りで、
しかも外気を仕切る壁のほとんどが
土壁一枚だけですが、

冷え込みが厳しい
里山の一角に建つ
家にもかかわらず、

ほんのりとしたぬくもりが
とても気持ちよい家でした。

また木と土で包まれた家は、
できたての頃もいいですが、

時とともに少しずつ
移ろいゆく様子、
また建主さんの個性が
色づく様子も
また味わい深くて
いいなあということを
再認識しました。

とくに厨房の
銅の流しの表情が
芸術的と思えるほどでした。




それではまた
ゆっくり来させてもらいます。

その時は、
コウヤマキのお風呂に
入らせてもらおうかな(笑)















抽象画の下絵?

2011年02月10日 | 鎌倉た邸
鎌倉た邸では、
階段造作が
着々と進んでいます。

階段を見上げると、
ロフトに上がる
急勾配の階段の
上げ裏の木ずりが
打ち終わっていました。

斜めに上がっていく壁だけに、
また木ずりが描く線によって
遠近感が強調され、

また見方によっては、
抽象画の下絵のようにも
見えます。

ところでこの写真は、
どちらが上だ?