きらくなたてものや

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碍子

2010年04月04日 | 鎌倉か邸
この家の電気配線は、
露出する部分が多いので、
基本的に碍子引き。

電気配線のために、
構造体に配線用の穴を
開けないように、
という建主さんのご要望に
応えるために、
碍子引きなのです。

相当古い民家を見てみると、
電気配線は碍子引きが多いですよね。

また伝統構法は、
設備のためのフトコロが
極めて少ないので、
こうして配線・配管を
魅せるという手段が
適しています。

配線が多くなりすぎないように
注意する必要がありますが、
デザイン上も
私はけっこう
気に入っています。