きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

今日で今年の現場仕事はおしまい

2005年12月28日 | ピスカリア
鳶の山田さんが、玄関の階段に着手。
コンクリートで荒打ちして、左官で仕上げる予定。
ちょうど年末なので、コンクリートの養生期間を確保できる。

これで今年の現場仕事はおしまい。
来年はいよいよオープン。実に楽しみだ。
しかし一方、大工の後藤さんとも話をしていたのだが、現場作業が終わってしまう、ということがとてもさみしいし、「明日ここでやることがない」という事態が考えられないのが正直なところだ。

といっても、ここがIさんの仕事場にもなるので、Iさんの生活がかかっている。
できるだけ早く終わらせなければならないのも事実だ。

この充実感を感じ続けるために、K邸での職人集団と同様、こうした伝統的構法による仕事を、来年以降もまた同じ仲間でし続けていきたいものだ。

階段の仕事

2005年12月28日 | ピスカリア
レバノンスギによる階段。
「レバノン~」だけど、国産の木材。
「~スギ」という名だけど、マキ系の香りと表情。

さて、階段の仕事は、現場の造作では大工にとって最も力の入る仕事の一つであろう。
その証拠に、後藤さんの顔つきと仕事ぶりが、いつもと違う。