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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

タケニグサ(竹煮草)の花

2008-08-05 | 動物

ハイキングで泊まった秋田県深浦町の宿で、タケニグサ(竹煮草)の花が満開だった。知人のIさんからこの花のことを聞いていたので、我が家の近くで探していたが、見つからなかった。ラッキーなことに旅先で見つけることができた。
撮影2008年7月24日午後6時頃
ケシ科 タケニグサ属
別名「チャンバギク」
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竹と煮ると竹が柔らかくなって加工しやすくなるので、竹煮草といわれるそうだ。また、茎が中空で竹に似ているので竹似草とも言われるそうだ。


タケニソウ(竹煮草)の蕾・花・実。


草丈はかなり大きくなり、葉も大きい。

 
メモ

・山野の荒地に多い多年草。
・和名は竹と煮ると竹がやわらかくなるからという。また茎が中空で竹に似ているからともいう。別名の「チャンパ」ハインドシナの古い国の名で、渡来植物と考えたことによる。
・高さ1m~2m。茎や葉の裏は粉白色。葉は長さ20cm~40cmで互生する。
・大型の円錐花序に小さな花を多数つける。
・花には花弁がなく、顎片2個は白く長さ1cmで早く落ちる。
   山渓「日本の野草」より