元祖・東京きっぷる堂 (gooブログ版)

あっしは、kippleってぇケチな野郎っす! 基本、自作小説と、Twitterまとめ投稿っす!

もの思うkipple-人生・ボヤキ篇-:kipple

2007-09-28 00:38:00 | kipple小説

     もの思うkipple-人生・ボヤキ篇-


そもそも、この日本と言う国の一般的な男女とは、14~15で、処女童貞をを喪失し、15~16で酒・タバコを覚え、十代のウチに一旗上げようとか、こうなりゃ人の一人や二人、殺してみてぇなどと思っておるうちに、二十歳を過ぎ、昔よく言った、“二十歳過ぎれば、もうオジン・オバン”で、目の前にドカンとリアルな重い現実が姿を現し、すなわち、生活をどうするかという大問題にブチ当り、やれ就職だ、バイトだと、何だかんだ働きまくって金を貯め、さて“ねーねー、そろそろマンションでも買おうよ”と付き合ってる女が言い出し、ローンで郊外にマンションを買ったものの、あっと言う間に30を過ぎ、毎日毎日、朝は5時起き、残業代稼ぎに夜は、0時、1時まで働いて、フラフラになって帰って、ドタァ!っとブッ倒れて眠る日々が延々と続き、ある朝、同居してる女が何だか変だなと思いながらフラフラと会社に行き、一生懸命働いて、深夜に帰宅すると、ベランダの物干しに妙に色っぽい赤い紐パンティが干してあり、“ねぇ!あたしをバカにしてるでしょ!”とか怒鳴られ、え?はぁ~!?あ~、そうか昨夜、ヤリたかったのか!と思えど身体は疲れてどうにもならず、頭もストレスまみれで働かず、「あひゃらうへぇ~!」(翻訳すると、勘弁してくれよぉ~っすね!)などと奇態な悲鳴を上げて、またもや、ドタっと倒れて寝てしまい、そのうち、女は自分を探しにどこかへ出てゆき、再び違う女と同居が始まり、何だかんだで似たような事を繰り返し、ある日、ギックリ腰になり、そのまま腰痛は続いてゆき、ドタバタと怒涛のように日々は過ぎ、あ~腰がいてぇ“おい!医者!何とかならんかぁ!”“そりゃ、普通の腰痛ですよ~!ま~1に牽引、2に温熱、あとはコルセットですねぇ~!”だと。いいや一生付き合ってやらぁ!っと覚悟を決め、ある日、ふと、いったい何で、こんな遠いところにマンションなんか買ったんだっけと、あっさり売り払ったりして、けっこう残業ばっか休日出勤ばっかで、小金が出来て、いちいち通勤・等、疲れるので、もっと都心に転居し、気づくと、40を過ぎていて、精力減退いちじるしく、何だかやたらと何をするのも面倒になってきた頃、ショックが訪れる、まず目に来ますね!目が変だ。あれ?何だか近くがよく見えない、元来、目はあまり良くないが、近くを見るのに違和感を感じた事などありゃーしなかった。目医者に行くと、こう言われた。“あ、老化ですよ、誰でもそうなるんですよ~、はい。老眼です”ありゃ、老眼だ。昔、親とかに良く言われた、“あんたは近眼だから年をとると良く見えるようになるよ!”・・・嘘コケ!近くも遠くも見えなくなってきやがる。。。そう思ってると「キムラヤ」の急角度の階段を思いっきり転げ落ち、以前は絶対にそんな事はなかったぁっ!と腰は痛いは足はヒビ入り、目は霞み、突然、イボ痔になったりする。気づくと、こうしてインターネットで夜な夜な遊んでたりする。はっ!と気づくと45過ぎ、46過ぎ・・・ああ、昔の人は良く言ったものだ!「人生50年!」その通りだ!これで、50くらいでポックリいけば、文句は無ぇ!

っと!この日本と言う国の一般的な男女と言うか特に野郎は、そんなもんだろ~!なぁ~、人生ってそんなもんだよなぁ~!

と、思っていたら大間違い!うすうすと二十歳頃から気づいちゃいたが、人生色々、千差万別どころか億差兆別、あっしのような人生は、ほんのごく一部に過ぎずと、つくづくつくづく!思い知らされ、こっちは40過ぎて以来、何だかんだ、酒は飲めなくなるは、生活習慣病だの血液検査で、どれどれの数値が高い、ほら薬、ほら薬、と、何だか毎日、薬を飲まねば落ち着かなくなり、正露丸など、朝昼晩と飲んでみたり・・・。ベンザばっかり飲んでたら、体温が異様に低くなり、されど身体は熱っぽく、気分が悪くなり、医者に行くと、“何か風邪薬かなんか飲みましたかぁ~?”と完全に見透かされ、“へぇ、ベンザを・・・”と言うと“あ、それはベンザのせいですよ!”“なぁ~んだ!ベンザAっすよ!そのせいかぁ!あははははは!”、、、ベンザの飲みすぎだって。

 して、TVを付ければ、やれ石原慎太郎だの田原総一郎だの竹村健一だの三宅だハマコーだ、やたら元気でエネルギッシュな、70代、80代の老人が闊歩してたりして、あっしみてぇに、45過ぎたくらいで、ぜぇぜぇ言ってるのは、ごく一部なのかと思い知らされ、いや、近所を見渡せばボロボロな老人ばっかで、ああいう元気な老人もごく一部なのだと、やはり思い知らされ、やはり、億差兆別、人それぞれ、と思いながらも、竹村健一が“わては、50過ぎてからダイビング始めたんやでぇ~!スキーは60過ぎてからやでぇ~!今や老人は元気なんや!もっと前向きに考えて明るく働いた方がええんやでぇ~!そういう時代やぁ!”などと、ほざいておるにして、45過ぎから人生50年!っと覚悟を決めてるこちとらから見ると非常に迷惑な話で、TVで、やれ元気な老人がいっぱいになったんや!今や人生100年やでぇ!などと、ほざかれると、あっしは、いったい何なんだ、しかし、竹村健一よ、60過ぎてからスキーだ色々って、あんた若い頃、何しとったんやぁ!

されど、メディアばっか観ておると何だか錯覚して、今の老人は皆、元気なんだなぁ~と、まだまだ20年・・・30年・・・あるのかぁ・・・と洗脳されかけ暗い気分に襲われるが、道々行き交う、今にも死にそうに、ヨタヨタと、とってもシリアスな苦痛に満ち満ちた顔して歩いてる現実味溢れるの老人たちを見るにつけ、やっぱ、あっしにとっちゃ、人生、50年くれぇがちょうどいいなぁ~!ふふん♪などと何やら妙に陽気な気分になって、テキトーに金儲けて、隠居気分で暮らしておると、ありゃ、もう48歳。

思わば、かつての友も、かなり死んでおる。あっしのような二十歳で死んでやる!っと公言しておった奴が、まあ色々事情があってヌケヌケと生き延びていて、珠玉のようなナイス・ガイたち、結婚して普通の温かい家庭を目指してた真っ当で善性の心優しき素晴しき友たちは、次々と自殺や病死してゆき、年間自殺数が、3万数千人ですと・・・本当かいな厚生労働省様・・・5割がたは自殺だでぇ。桁が違うんじゃないんすかあ?何故だか届出は、ほとんど事故死やら病死だとくらぁ!親戚縁者はだいたい知ってるわい!

しかしながら、世の中、やはり面白く、次やら次へと、ケータイ、NETと進化いちじるしく、いったい数分後にはどうなるのか?もう、すでにスーパーコンピュータで仮想現実シミュレータ、どんどん進んで、環境悪化など口じゃ言いながら、どこ吹く風、文明よ!進め!グローバル化でアメリカンスタンダード!市場経済大競争!これで、エコだのほざくから笑いが止まらない。経済成長優先すれば、100%人類はあと数十年で滅びるはずなのに、世界中で経済競争だ!政治家は皆、言う、経済成長!学者は言う、このまま温暖化が進めば人類は生存できませんねぇ。されど、経済衰退を目指すと言う人は、まずおらん!おったら、どっかのテロリストかぁ~ってなもんだ!あっしは、最近、ふと思う・・・人類って滅びたいんじゃないのか・・・?

滅びたくなければ簡単だ。全世界で、脱電力、原発禁止法、ケータイ禁止法、NET禁止法、自動車禁止法、武器禁止法、PC廃止法、、、、その他、文明を進めるもんは、全部、禁止して、使ったら死刑くらいにして、全人類は中世くらいの暮らしに戻って、野を耕し、ランプの灯りで生活し、それぞれ生まれし場所で仲良く暮らし幸福に一生を終える。それで、OKだろと思うもの、この技術革新の波は、いったいどこへ行くのか、やっぱりそっちの方が面白く、現実空間にデジタルデータが無数にダブり、どっちが主体だか分らなくなるような世界が、すぐそこまで、「電脳コイル」みてぇなモロの多重現実の時代がやってきていると思うと、どんな気分になるかワクワクしてくるもので、あいたたたたた、と、同じ姿勢をしていると腰に悪いですよ、と医者の忠告を思い出し、
“ぷはぁ~!っ”
っと、「マイルドセブン」を一服すれば、ゲゲゲゲゲゲホホホホー!だ!最近、タバコを吸うと調子が悪い、ええ~!酒は止めたのに今度はタバコかぁ~!何クソ!意志の強い俺は、禁酒法に懲りずに、今度は世界中に禁煙運動をまき散らしやがるアメリカめぇ!てめぇらに屈するかぁ!今に見てやがれぇ!リメンバー!東京空襲!リメンバー!ヒロシマ!リメンバー!ナガサキ!とタバコだけは死ぬまで一日、3~4箱は吸いまくってやらぁ!酒の方が身体に悪いだろ!排気ガスはどうなんだぁ!っと意地を張っても、身体はタバコを拒絶し始めたようで、立て続けに吸えば、すぐに疲れてくる。こうして、ブログなんか書いてる間中もガンガン吸ってるわけだから、まあ程よく疲れて良く眠れる事、眠れる事!
されども、ついに最近、吸えば、腰にも回ってくるようになった。痛い痛い。朝、起きるとタバコの匂いに包まれて何だか自分が臭い!胸糞悪い!気持ち悪くて、オェーだ!
ちょっと前までは寝ちまえば、翌朝にはタバコの匂いなんぞ、抜けちまったもんだが、どうやら体内に溜まるようになったらしい。

んで、もって、長々と自動書記状態、べたべた打ちで一挙に書いた、この駄文、このボヤキ、結局、何が言いたいかと申すなら・・・
15の時から吸ってきて、今更、禁煙は、無理だから、へたにしたら、ストレスで絶対になるぜ殺人鬼・・・

減煙しようかなぁ・・・

それに、この十何年間か、夜な夜な、HPだの、掲示板だの、チャットだの、ブログだの、オモロくて、何だかんだと書き散らかしておるうちに、知らず知らずのうちに多くの人様に迷惑をかけたり傷つけてきたように思え、最近、ブログばっかだが、このNETタイムの喫煙量が一番多いようであるにして、たまぁ~にアホな事でも書く事にして、夜は、ゲーム(老後は絶対にRPGだね!つくづく思うぜぇ!でも目を大事になぁ!)と、最近惹かれる19世紀末フランス文学にでも秋の夜長に浸る事にしようか、そんな事を、ボヤきついでに考えながら、ああ、又、秋のくせに今宵は、ちょい暑いな・・・ああ、外で秋の虫がいっぱい鳴いてらぁ!




                おわり


This novel was written by kipple
(これはエッセイなり。フィクションではない。妄想じゃない。)



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