KINOKO WEB

きのこ関係です。ときどき植物。

かずさの森 きのこ観察会

2005-10-20 | いろいろ
10月15日は、森林塾かずさの森のきのこ観察会に招かれて、亀山湖の奥のあたりにいってきました。
亀山湖はつり客でにぎわってました。
到着した時間がはやかったので、
写真に写ってる、亀山湖の向こうに見える森を歩いてみました。
サクラシメジ、オオゴムタケなどが生えてました。
それにしても、こんなところにヒルが。
ヒルの分布域が確実に広がっているような。
昔はよく、楢の木台で昼寝をしたもんですが、今はとてもじゃないけどできません。



長靴に、塩水をつけたサポーターを装着すると、ヒルは登ってこれません。
でも、きのこを採るときに気を付けましょう。
ヒルが手から登ってくることがあります。
そでのあたりがちくちくするなぁと思ったら、ヒルがくいついてました。



ログハウスの周辺の森を歩くと、ウラベニホテイシメジ、ナラタケ、ミネシメジ、カラカサタケなどが生えてました。
ドクツルタケ、ニガクリタケ、クサウラベニタケなども生えていて、ちょうどいい毒きのこの勉強ができました。



食事は、もちろんきのこ料理です。
お昼はハツタケご飯に、ホウキタケの汁物でした。
お米は、主催者の岩田さんの田んぼで収穫したものです。



マイクロバスに乗って、みんなで温泉に。



実は、マイクロバスはログハウスのあるところまでは道がせまくて入っていけません。
ほんの少し歩くことになるのですが、どうやらこの道にもヒルがいるようです。
あれ~? その黒いのヒルじゃないですか。
マイクロバスの中ではちょっとした騒動になりました。
足元を念入りにチェックして、ヒルを踏み潰したり。
温泉にはいったとき、ヒルに吸血をされているのに気づいた方が2名いました。

というわけで、帰りはマイクロバスから降りたあと、
軽トラに乗り込むことにしました。



女性のもつ大きなきのこはモミタケです。
千葉のモミタケはとてつもなく大きいです。
オオモミタケよりはるかに大きいです。


2005年10月15日 千葉県君津市

サクラシメジモドキ

2005-10-20 | きのこ 白バック
サクラシメジは、コナラなどに発生するのに対し、サクラシメジモドキはシラビソなどに発生します。
幼時、ヒダがくもの巣状の皮膜に覆われているのが特徴ですね。
サクラシメジはほろ苦さがあるものの、うま味が強く、しっかりした歯ごたえが特徴で、
人気のある食用きのこですね。
はたして、サクラシメジモドキの味はどうなんでしょうか?
私、食べたことがありません。



サクラシメジモドキ Hygrophorus purpurascens (Alb. et Schw.: Fr.) Fr.
2005年10月9日 岐阜県