幼さのカタマリのような年少さんたちと比べてみると
園を巣立つ旅支度ができつつある年長さんたちを
随分と お兄さん お姉さん に感じます。
そんな彼らにとって、園での最後の音楽発表会が行われました。
ずっとあとになっても覚えているのでしょうか?
家族や知り合いに手を引かれて 寒い雨の朝にコンサートホールに向かったことを。
開演前の舞台裏の廊下で 友だちや先生と準備をしていたことを。
そして ステージで幕開けを待つドキドキを。
ずっとあとになって知ることもあるのでしょうか?
いつもみんなに読み聞かせををしてくれるぐるんぱのママたちが
今日も幕間に絵仕掛けのお話をしてくれたことを。
いつもそばでみんなを見守ってくれているママたちが
その日はスイング・ガールズに変身していたことを。
そして いろいろな人がみんなを支えてくれていたことを。
みんな 昨日はよく頑張りました。
...そうか 昨日だけではないね。
昨日まで 本当によく頑張りました。
みんなの頑張りを長く見てきたぶん せんせいたちも喜んでいたよ。
みんな いつか自分の力で自分の舞台の幕を開ける日が来ます。
必ずきます。
そのときまで ジッと力を蓄えよう。
いろんな経験と いろんな感情と
そして いろんな人たちの支えを得ながらね。
きっと来る 「自分でできる」 その日まで。
ステージの内外で 会場設営や子どもたちの誘導に携わって下さった保護者の皆さま
松前町のコンサートホール運営の方々
楽器調整の一色楽器のおじちゃん
そして 池田先生 と 藤岡先生
みなさんのおかげで 思い出に残る音楽発表会を行えました。
いつも変わらず子どもたちを支えて下さり 本当にありがとうございます。