きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

男性も学ぶ「衣裳方」…今日は江戸時代の町娘

2016-03-24 23:03:57 | 舞踊と振袖の着付け

歴史的には男性の仕事 衣裳方
福岡の「舞踊と振袖の着付け特別専門講座」で、衣裳方(舞踊の着付け)のお勉強をされている男性がいます。
「きものの着付けを男の人が…?」と、不思議に思われる方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、歌舞伎が始まった江戸時代から、歌舞伎衣裳の着付けは男性の仕事でした。
ものの本によると、その出で立ちは、「法被のような上衣に裁付袴」だったようです。

現在も、歌舞伎座の着付けを主に行っている松竹衣裳、京都の小林衣裳や上嶋衣裳なども、ほとんどが男性です。もちろん最近は女性もプロの衣裳方の世界に進出して喜ばしいことだと思います。

「きつけ塾いちき」の衣裳方にも男性がいますが、歴史からいうと至極当然のことだと思われます。

福岡で学んでいる男性の受講生も、「時代考証」を通した「きものの歴史」と、着付けの醍醐味を味わっていただきたいものです。

3月24日(木)の講座は、「江戸時代の町娘」でしたが、次回は、この着付けに「つの出し」や「ヤの字」を覚えてもらいます。

3月25日(金)の最終日は、小倉駅新幹線口の「KMMビル地階、第五会議室」で、午前10時と、午後1時半から行われます。

見学を希望されている方も遠慮なくお越し下さいませ。


下の写真は繻子衿のきものを着せていくところです。





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