いまが大切…オフどきの着付師の過ごし方
成人式の着付けに、献身的にがんばった着付師の皆さま、お疲れさまでした。
ご自分の着付けへのクレームもなく、ホッとされているかもしれません。
もっと技術を磨いて、「来年こそは、自分でも納得できるすばらしい着付けを…」と、思われていることでしょう。
ところで、プロスポーツの分野では、野球もサッカーも、オフシーズン。
各地のキャンプ地では、本番を通して記録が残せる体作りに余念がありません。
基本に立ち返って、体をつくり、一年を立ち返って学ぶ場なのかもしれません。
このオフシーズンの過ごし方で今シーズンが決まってくるのでしょう。
さて、着付師にとって、いまはオフシーズン。
冠婚葬祭の着付けは、ことあるごとにご依頼があるのですが、皆さまはどんな過ごし方をされていますか。
今年の振袖着付けの温もりがあるうちにワンステップ技術を上げるのは今のうちですよ。
梅雨時はうっとうしい…、夏場は暑いし…、と思っていると、もうすぐ10月…
技量は最初に逆戻り。
また最初から時間をかけて思い出しながら12月に入ってしまいます。
鹿児島では、そんなことのないように「振袖特訓」を行ないながら、一年かけて着付師の養成を続けています。
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