きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

第31回日向市舞踊連盟祭のリハーサル

2018-10-13 22:43:01 | 舞踊の着付け

リハーサルは、本番成功のための試行錯誤
「第54回日向市総合文化祭、第31回日向市舞踊連盟祭」が明日(14日)公演。
今日(13日)は、そのためのリハーサルでした。
お伺いしたのは、藤間流の二つの社中。
本番で失敗しないために、リハーサルがあれば着付けのあれこれについて試行錯誤出来ますし、最高の状態にするための工夫ができます。
本日のリハは、藤間辰幾先生の社中でした。
そのうちの帯結び三種を写真に撮ってみました。
左から「片流し」、「つの出し」、「両角の後見」です。

片流しは、もう少し張りがほしい。
つの出しは、下部に折り線がある、プレスして線をなくさなくては…
後見は、下線を少しだけ短くしてバランス良くしよう。

などと、本番に向けて万全を期していきます。
リハーサルは、本番成功の鍵ともいえます。



前割れ後見の着付けでも…
踊り手の前で着付けを担当するものは、、リハの舞台を観て改善点を見出して本番に備えます。
下の写真は「前割れ後見の着付け」といわれるものですが、男も女も演じるために、両足を開く振り付けが多くあります。
そこで、裾の下線は、舞台の床と平行になるように着付けます。
その意味では、着付けはうまくいっています。
ただ今回は、きものの生地が紬風のため、足を開くために滑りが悪く、裾が上がってきます。
そのために、滑りの良いきものに替える必要が出てきました。
リハーサルは、このように本番で失敗しないために、大きな役割を果たしています。





 

 

     
      
   


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