秋の発表会に向けて、技術の確認とおさらい／小倉講座

いよいよ、本格的な衣裳方への旅立ちです！
9月7日（金）、小倉北区の「ＫＭＭビル」で行われた、｢舞踊と振袖の、着付け専門講座｣。
今回は、カリキュラムの他に、着付けの現場に直結する講座が行われました。

これまで、福岡･熊本・岡山・山口・島根などから、｢ももち文化センター（福岡市）｣や「ＫＭＭビル（北九州市）」に通い、学んできた受講生のみなさん。
衣裳方の資格も取得し、おけいこを重ねてきました。
いよいよ本格的な衣裳方への旅立ちです。
新人の舞踊着付け師（衣裳方）にとって、舞台裏での真剣勝負は、技術向上の最短距離です。

この秋に「きつけ塾いちき」は、藤間･花柳・舞踊協会など、多くの着付けをお受けしています。
これらの発表会の舞台裏の衣裳方としてデビューし、真剣勝負に臨みます。
参加者は、演目別の着付けや帯結びなどを確認して、おさらいをしていました。

4名の方が、見学にお越しになりました。
この日、小倉の講座には、4名の方が見学におみえになりました。
日本舞踊の着付けに関心のある方や、自装の着付けのポイントを学びたいという方などです。

カメラも動画も遠慮なく撮影してください…と申し上げると、カメラ片手に、真剣に見学していらっしゃいました。
日本舞踊の関係の方は、「こんなにするときれいに仕上がるんだ…」、「このやりかたは凄いわ…」などと、感動して頂いた点もあるようでした。
後見の帯結びを見せてほしい…というご依頼でしたので、両角の後見もお見せしました。
きっと、お帰りなってから結んでみられたことでしょう。

自装着付けのポイントについても、木下室長が実際に自装をしながら、着付けのポイントをご覧いただきました。