心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

喉元すぎれば熱さを忘れるのが日本人の致命的欠点

2024年01月05日 | 世界

最たる具体例は日本は太平洋戦争の原因、戦争中に起こったこと、戦争の結果を忘れています。記録がいっぱいありますが、現代人は読んでいません。見てもいません。今を、あるいは未来に生きるため読まないようにしています。読むとやってはいけないことがわかり、自分の自由を奪うと恐れています。

過去の経験知識がいい方向に活かされていません。

大地震の被害の経験知識も活かさていません。原発は危険だという認識が消え、原発以外に発電技術がないから原発は継続となっています。危険を認識しながら継続ではありません。危険を無視し、継続です。継続どころか、今後は原発が主力と言います。

致命的です。

また1945年のような奈落の底に落ちて、這い上がるのでしょうか。性懲りもない国民性です。

専門知識だけでなく、宗教哲学のような人生の基本を高める養育教育学問が重要と思います。日本に神道仏教のような宗教がありますが、既存宗教団体が教える慣習宗教、ご利益宗教では役に立たないと思います。宗教の神髄、人の命に迫る神仏追及の宗教精神が必要です。

インド哲学、ギリシャ哲学などの言葉はありますが、日本哲学とは聞いたことがありません。日本では成功哲学とか金持ちになる哲学などの言葉が盛んです。日本の伝統文化という言葉がありますが、和、質実剛健、勤勉などの美徳は現代に生きていません。投資、マネーゲームなどの言葉が人口に膾炙(かいしゃ)しています。

憲法第2章(戦争の放棄)は世界に通用する最先端の法と思いますが、日本はこの章に「自衛隊」を明記したいと言っています。これが日本の法学の水準です。低水準ですね。哲学がないだけでなく、法文作成の能力も失っています。

かつては武士道という言葉がありましたが、今では道は術に堕しています。(注)合気道については注目しています。

悲しいことに臭いものには蓋をするのが日本精神になっています。安倍晋三元総理は臭かったのですが、岸田文雄総理は、かれは偉大だったと言って国葬に付しました。蓋をしました。


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