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心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

自由民主主義的慣習とイスラム教的慣習は対立する

2023年06月29日 | 世界

ヨーロッパはキリスト教的慣習から人間主義を経由し、現代の自由民主主義へ移行し、政教分離が進みました。この流れから考えると、イスラム圏のイスラム教的慣習も人間主義を経由し、自由民主主義へ移行し、政教分離が進むかもしれません。自由民主主義国は、自分が進歩している、イスラム圏を変えると威張って考えるのではなく、無理のない範囲で交流を続け、静かにイスラム圏の変化を見ていることがだいじではないでしょうか。

対立が高じて戦争になると、反発がひどく、イスラム圏の変化がかえって遅くなる問題があります。自由民主主義だっていびつな主義になる恐れがあります。

理想は、自由民主主義的慣習がいい方向に改善されていくことでいびつになることではありません。

アメリカの自由民主主義を見ていると、いびつになっていると思います。イスラム圏に対し、軍事力、経済力にものを言わせ、強引にアメリカ化し、猛反発を受けて、アメリカはイスラム圏から追い出され、イスラム圏のイスラム教的慣習を硬直的にしてしまったのではないでしょうか。

アメリカは威張りすぎたと思います。日本はアメリカ虎の威を借る狐のような国で、実は東アジアの国から反発を受けているのではないでしょうか。アメリカと戦争して負け、アメリカの保護のもとに発展してきた経緯はありますが、これからは服属意識より自由自主の精神、東アジアの一員意識を強め、東アジア諸国との関係を改善したいとの思いを優先した外交を展開した方がいいと思います。

中国の独裁主義と日本の自由民主主義はあいいれませんが、幸い、現在は人的物的交流ができています。経験知識の交換が行われており、静かに双方経験知識の向上が起こっていると思います。自然におこっている変化を助長するのが一番関係改善に有効と思います。

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中国は新万里の長城の建設を始めた

2023年06月29日 | 世界

中国全国人民代表大会で、対外政策の基本方針を定める「対外関係法」が可決されました。シーチンピン主席は「国家の安全」を最重要視し、自国の人より、外国の人より、外国より、現状の国家体制の保全を重視しています。

改善しない、成長しない、脱皮しない国になります。昔の万里の長城と同様に、新万里の長城は役に立ちません。中国の人々も外国の人々も外国も平気で新長城を無視し、中国を変えていくでしょう。

中国共産党は厚い殻の中で老化し、死滅するでしょう。昔の万里の長城はそう中国に教えているのに学ばない中国共産党です。

人が現代生き残っているのは、変化に対応し変化する能力を持っているからです。中国共産党は巨大な国を維持していますが、動きがなくなり、新長城の形は残りますが、中国共産党そのものはやがて消えるでしょう。

そんな中国共産党に再接近した日本共産党も化石化の度合を深めました。日本の未来のためには役に立たないでしょう。変化に正しく対応できていないと思います。

どこの国でも政党主義は限界を迎えました。世界の人々が個人主義で自由に世界に通用する法を議論し、法を収斂させていくべき時が来ていると思います。

人が生きる目的は生きることです。人が生きるのに役立たない国は悪い国です。国のため国民を殺すような国は悪い国です。

日本は、防衛力・アメリカとの同盟強化と叫んでいますが、国主義が強くなり、貧困化している国民が軽視されていると思います。日清戦争、日露戦争、支那事変、太平洋戦争を行った昔の日本に戻りつつあると思いませんか。復古的です。発展していません。自民党が役立たない政党であることは日本の衰退が証明するでしょう。ほかの政党も役立ちません。

生き続ける工夫努力をする人の集合体が国を変えていきます。まずは自分がよく考える人になりましょう。

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