国連は戦争に人道的法律を設けており、ダムについて破壊してはいけないことになっています。
しかし、戦争そのものが殺人と破壊です。非人道的です。非人道的戦争に人道的法律があると、戦争をやっていい印象を受けます。
今回のウクライナのダム破壊については、あってはいけないではなく、あるということだと思います。
原発についても破壊はあると思います。戦争は非人間的で、重罪だからです。つまり戦争してはいけません。
ロシアのウクライナ戦争はロシアの重罪です。ロシアに正義はありません。それではウクライナの防衛はどうでしょうか。すでに正当防衛の範疇をこえ、ウクライナも戦争している様相です。ウクライナの戦没者は増える一方、破壊された生活・生産環境も増える一方です。問題は大きくなっていると思います。
ロシアの戦争を武器弾薬を使って防衛することが最善であったか疑問を感じます。戦争に負けて生活・生産に勝つことは空しいことでしょうか。
たとえばアメリカですが、奴隷として白人に買われた黒人が、やがて自由になり、工夫努力して白人と平等にアメリカで活躍するようになりました。黒人は武器弾薬を使って白人と戦争していません。アメリカの黒人は真に白人に勝つことを知ったのではないでしょうか。
人はどこの国の人でも人です。人主義は国主義に優先します。