世界がロシアのウクライナ侵攻計画に目を奪われている間にロシアは隣国ベラルーシに軍を入れ、配備することができ、ベラルーシの属国化に成功しました。ベラルーシの冬は長そうです。
ウクライナは今や北からも東からも南からもロシア軍に囲まれています。
そこにまたEUにとって難題が発生しました。EUに所属したハンガリーですが、国論が割れ、現在は政治が専制的です。EUに入ったものの思うような経済発展をとげることができず、国民に不満が高まったのでしょうか。
ウクライナは西まで不安危険な隣国になりそうです。
プーチン大統領はウクライナの中の親ロシア派が勢いづくのをじっと待っている感じがします。侵攻の機会をじっと狙っています。
EUに所属しても国民の生活水準が改善されなければ国民は満足しません。EU無力化の原因はEU所属国の貧富の格差是正がうまく行っていないことが原因だと思います。これが連合(ヨーロッパ連合)運営のむずかしさだと思います。
それではロシアが支配圏を広げればロシア圏が発展するかどうかですが、これがまたむずかしい問題です。ロシアが身を削って親ロシア国を助けるかどうか疑問です。ロシア圏に入ったものの相変わらず国民の生活水準が改善しない恐れは大きいと思います。
国の資格とは、国民の生活安全保障ではないでしょうか。十分な生産ができて国民が生活の不安危険を感じないのが望ましい国です。EUに所属しようが、ロシア圏に所属しようが、経済自立計画とその実行力を持たない国には平安はないと思います。
ウクライナは経済自立計画がちゃんと作動しているでしょうか。ウクライナ民族、ロシア民族をこえて人々は生き生きと生産に従事しているでしょうか。EUだ、ロシア圏だと、無益な「所属論」にエネルギーを使い、経済自立計画に邁進していないでのはないでしょうか。