岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

時代が変わる時!

2011年08月20日 | 日記
円高がついに戦後最高値をつけたとニュースにでていました。
人によると円高ではなくドル安が猛烈に進行している結果として円高になっているという意見も聞きます。
それが良いのか悪いのか? 私には良くわかりません。輸出企業にとっては利益が圧迫され良くないとする一方 海外旅行にとっては円の強さが実感できて恩恵を受けるから良いという一面もあるようです。


タイヤ業界も円高の影響なのか天然ゴム相場の高騰なのか トラック用タイヤは今年2回の値上げがなされる異常とも思える状態になってきています。  乗用車用タイヤに影響が及ばなければよいのですが。
作り手のメーカーさんにも都合があって会社の利益を上げるためにコストが上昇すれば無駄なコストは削ってしのいでくださるのですが それ以上にコストが上がれば製品価格に転嫁すると言うのは当然なことのようにも思いますが 消費者・ユーザーにとっては「安く・お値打ち」な方が良いわけです。

その間に入るタイヤショップの我々はどうするのかというと 価値と価格の選択肢を複数提供する必要があります。
タイヤの値上げが正当なものだとしても 世界には国産タイヤ価格の50%~70%で提供できる商品もあります。
近年その代表的なアジアンタイヤ(東南アジア諸国製造品)が日本でも大口径サイズを中心にシェアーを伸ばしています 当店でもインターネット経由でその取り扱い数量は増えています。

そのことから
1 品質重視のお客様には国内メーカー品を出来るだけ安値で提供する。
2 あくまでも価格志向のお客様には円高の影響で圧倒的な安値で提供できるアジアンタイヤをお薦めする。
  二つのスタンスを組み合わせていくのが良いかと思います。
タイヤ専門店を自負すると「品質」を訴求したくなるものですが 私は「長いものには巻かれろ」という考えがあるのでアジアンタイヤの提供にも抵抗ありません それはあくまでもお客様の最終判断に委ねられるものですから。


10年以上前は世の中にもアジアンタイヤに対する不信感や不満感があるのを感じていました。 しかし最近ではその抵抗感は薄れているように感じます。 大きな会社が品質に走る中 海外の小さなメーカーがそこに価格の隙間があるのを発見し価格差に価値を提供するには円高は追い風です。
国内メーカーが原材料の高騰を理由に値上げをする一方 海外格安メーカーが円高の風に乗って増殖するのは自然の流れになってきたようです。
円高という風を 逆風にも感じるなら順風にするように考え方を変えてしまうのが「私」にできることではないでしょうか?  円高にむかって「止めろ」とか「困った」といっても 相手は巨大な風ですから私の力は及びません。


出きる事は 「時代が変わったんだ だから考え方を変えよう」とする事ぐらいです。


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