岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

電話で話しながらペコペコ頭を下げる人!

2011年07月10日 | 日記
「見えない相手さんとのコミュニケーションの道具」 今日スゴウ店にヘルプに入っていた時 電話がかかってきて臼井店長が応対 すると「こんにちは」と言って頭をペコリ 「いつもありがとうございます」と言って頭をペコリ と体全身で相手様をもてなしながら対応する姿を拝見しました。

電話を通じて先様に彼の誠実さ・信頼感が確実に伝わっていると思いました。
7月1日からスゴウ店の店長をお任せしたわけですが 商売に対する姿勢が素晴らしいですね。
「信頼できる対応をしましょう」と口では言えるのですが実際はどう行動するかわかりません。

しかし臼井店長の電話対応を見ている若いスタッフは 店長の背中をみて「なるほどこういうのが丁寧で信頼を得ることなんだな よし今度やってみよう」となるはずです。


そんな店長の波動がスゴウ店を包み始めたようです 商品の配置やら タイヤが発する臭いを少しでも和らげようとする工夫やら 風水によって好ましい配色をポスターで表現してみることやら 色々な気配りや配慮が目に見えない良質の波動を発揮しだしている・・・・そのような感じました。



店の中心となる店長が明るい波動を出せば店は明るくなります。
明るい波動とは 物事の光明面を見て明るい言葉を話す。
それを聞くスタッフも良い影響を受け物事にたいして肯定的になります。

すると色々なことが変わってきていつの間にかファン客がいっぱい出来て繁盛店にならせてもらうのです。


臼井店長の「電話でのペコリ」を見てスゴウ店の大繁盛を確信しました。
課題もはっきり見えています 彼のセカンドとなる若いスタッフの募集です。
きっと良い人との出会いがあります それまではサポート部からセカンド役を派遣します。




キーパープロショップ岐阜店も開業して二週間で 
第一期 開業オペレーション 機械の操作習得・導線確認期 ~7月14日まで
第二期 繁盛店化オペレーション             7月14日~に移行します。
これはお手本となるキーパーラボさんの店長・セカンド(チーフ)・アルバイトというオペレーションを真似てしまうという運営ノウハウの核心部ともいえる所です。  
形もラボさんを真似る事からはいって運営の核心部も真似てしまうところまで進みます。

第一期までは車美容室長として細かいところに目が届く伊藤くんがキーパープロショップ岐阜店を担当してくれましたが 第二期からはサポート部本店チームが全店オペレーションを始めます。
アルバイトさんの募集・配置・を店長と相談しつつ 尚且つ自らもヘルプに入れる体制を敷くことになります。

産み出した二人の子供を取り上げる産婆さん役が活躍する第一期 第二期はお守り役が子供が成長するのを支えるのがサポート部の仕事と言う違いが生じます。
産婆さんの手を借りるときから お守り役にバトンタッチです。
 



もう次のホラ吹きを始めた!

2011年07月09日 | 日記
東海地方も梅雨が明けたようです 強烈な日差しが差し込みます。

誕生してまだ首もすわらないキーパープロショップ岐阜店はいよいよアルバイトさんの指導がスタートしました。  開業ぎりぎりに設備が整ったので 開業したといっても世間様にはほとんど宣伝告知を行う16日までは 試運転と完熟期間と言ったものです。

色々と修正や足らないものを用意したりと 活動を開始して始めて分かる事もいっぱいあります。
チラシが投下される16日までに修正と調整を終えて さあオープニングです。
開業したとか騒いでいますが 適切な言い方はプレオープンしたというのが正しいですね。



高山店長が新人アルバイトさんを指導する風景。
熱いっす・・・気温でなくてハートが熱い。




さて昨夜サポート部会議を召集して一つの確認を行ないました。
KPS岐阜店の開業から三年で2号店の開業準備に取り掛かる それが根・茎・葉と呼ぶ成長イメージである。
イマージン車美容室として第二葉を開きにかかるという まだ岐阜店も誕生したばかり赤ちゃんである時にもう次の絵を描くのは時期早々ではありません。 働く人たちとともに目標を共有する事ですから 自分達がする仕事の意義を見つけやすくすると思います。

そんな話の中で「いらない人」という一見すねた表現をした人もいます。
しかし「いらない人」が一番重要な仕事なのです。 岐阜店・スゴウ店は若い店長の切り盛りに組織図的には変わりました しかし現実にはまだ支えが必要です「サポートと言う役割はサポートしないのが役割」なんて迷言を言ったりして・・・・・。
サポートする人は何をしたら?と言う戸惑いもでます。

ここに次に夢が描かれていると はっきり自分の役割が見えてきます。
岐阜店・スゴウ店の店長を一人前にしサポートが必要ない状態にする そこで始めて次の店の準備に取り掛かる人が出来るわけです。
「いらない人」になるのがサポート部の仕事なのです。 一つの仕組みが出来上がり二つの店が経営が要求する数値をたたき出せるとき 次の店を準備する仕事が始まるわけです。

根(本店)がしっかりし茎スゴウ店)が丈夫になり第一葉(岐阜店)が充分開く すると第二の葉が開きにかかるわけです。


零細会社の人使いはメチャクチャ荒っぽいものなのです。
夢は次々に成長発展します 現実は3年後に今の夢に追いつきます。

青年よ中年よ老年よ大きなホラ吹け 若者よもっと大きな志を持て きっと夢は引き継がれていく。

困難に兆戦する! 

2011年07月07日 | 日記
新しい店を立上げて利益が出せ軌道に乗せる。
文章にするとこれだけの事なのですが・・・。

楽しい事なのです 山に登る人の心理と同じような感じです。
遭難するかもしれません  雪崩に遭遇する・クレバスに落ちる・稜線から滑落する・天候の悪化で動けなくなる それでも山頂を征服したときの喜び・達成感は 困難に挑戦したからこそ味わえます。

ある登山者は山に登る理由を問われて 「そこに山があるから」と答えたそうです。





新しい店を出すのも そこに新しい可能性と言う山があるからと言う以外ありません。


困難に挑戦することを恐れぬ若者が増えていかねば日本は衰退の一途をたどります。
その為には中年老年の私達が先ず困難に飛び込んで行くのです。

中年や老年の私達が最初に困難に跳びこんで 「さあ続け幸せの在かはこの道に在るぞ」って叫ぶ!
名もなき挑戦者で在りたいと思います。     




人を育ててくれる二つの「場」!

2011年07月05日 | 日記
私とサポート部の幹部を育ててくれたのは間違いなしにラ・タイヤーズイマージンという小さなタイヤショップです。 55坪の敷地 ピット1台 駐車場2台 タイヤチェンジャー1台 ホイールバランサー1台の吹けば飛んでいくような店 その「場」を借りてタイヤ商売を展開し 小さいという弱みを逆手にとって23年の長きに渡り今日も営業をしています。





共に働き汗を流し喜びや苦しさを共有しお互いを知りタイヤ商売を体に憶え込ませていく中 育てようと思わなくても勝手に成長していきました。 常に阿吽の呼吸で仕事が出来る環境は本当に楽しいものです。
店の大将が一番働けば皆が働きます 率先模範を示そうというわけでなく独立して店を始めたわけですから 覚悟の上からも必死なわけでして  ただそれだけなんです。


それを23年間右往左往しつつもたえず現場に張り付いてやってきたんですね。
ただ働く事が好きで お客様とたわけ話をして 訳のわからないことを言って・・・・・。


そこで掴んだものが 人を育ててくれるのは教育でなくて「場」であるということなんですね。
また人の成長を阻害するものは 人の数である そのことも身にしみて体験しました。
「人の多い店は腐る」ということも身にしみました。



そんなこんなで「キーパープロショップ岐阜店」と「タイヤキーパーイマージンスゴウ店」の二つの店舗を 商売センスに長けていて仕事がものすごく好きでリーダーシップが取れると見た二人の店長にお任せする事が出来ました。 
彼らが「場」を引き寄せたといってもいいでしょう。
また「場」が彼らを引き寄せたともいえます。


形はなるほど会社が店長を任命して任せたとなるのですが 実相は「安全」と「キレイ」の神様が彼らを見込んで彼らに次世代のリーダーとして大成するように仕組み そのお膳立てを私とサポート部にさせたと思います。



「場」の神=産土の神様と「キレイ」と「安全」を司る神様のはかりごと・・・・・
地の神と天の神そして時間の神様が二人の息子(店長)を育てようとなさっている 私とサポート部はその産婆役をおおせつかった・・・・・というのが第二創業というものかもしれません。


天地一切の人・もの・事に感謝

第二創業の始まり!

2011年07月04日 | 日記
7月1日 当社は決算月を9月から6月末に変更し第21期のスタートをきりました。
個人創業から23年目を向かえ「小さなタイヤ屋の時代」から「キーパープロショップ岐阜店」の開業でもって 次のステージが始まった記念すべき新しいスタートです。

個人商店から始まって有限会社イマージンを設立し 行き当たりばったりの経営をしながら 発展成長を促す内部理想のささやきに導かれて車美容業に進出したわけです。

第一創業期を縄文時代 第二創業期を弥生時代となぞらえて データの集積と分析によって店をみんなが理解できる数値による経営のスタートともいえます。
数年前から人時生産性という考え方を導入し店を数値的に見るデータ集積を始めていましたが それを一歩進める心臓部がPOSによる解析です。



タイヤ販売というドンブリ商売を根っ子にしながら 車美容業という計数商売という葉をひらかせていこうというのが第二創業の目的です。
もっと踏み込んでいえば 勘とか経験とかセンスに頼った商売は後進に引き継ぐことは無理です・・・ここが過去22年で良くわかりました・・・事業を継承していく事が第二創業の真意とも目的とも言え 「キーパープロショップ岐阜店」と「タイヤキーパーイマージンスゴウ店」はその手法といえるものです。


個人的な事ですが 私には息子が一人います。
息子が2歳にならんとするとき 思い切ってタイヤショップで独立しました。
今は東京の大学に在籍して就職活動に励んでいたわけですが 少し前東京の会社に内定をもらったのでそちらで就職するから岐阜に帰ってはきませんという連絡がありました。
私自身は継いで欲しいとも思っていませんでしたから こういうご時世の中就職ができることだけでもありがたく思います。

そんな内輪の事情はともかく商売を永続させていく責任があるものとしては その道筋を描いていく事が求められます。 
どうなるかは正直わかりませんが基本プランを今回つくりました 後はせっせと根っ子として支えていくことです。



個人商店そのものの零細企業が 大きなリスクを取ってその道を進む為の一歩として「キーパープロショップ岐阜店」を世に生み出し あわせて「タイヤキーパーイマージンスゴウ店」も新店長に託しました。
根っ子としてサポート部に集まった幹部社員は タイヤ販売をしつつその両輪を育てていく責務を負いました。

次の責務は過分な投資を実行し体力が低下した会社を支える資本増強という道に進みます。
販売・サービスという表の店舗も支え 経営という水面下でも基盤となる会社を支える その過程を通して「イマージン」という名前の会社は次世代に引き継がれていくことがでいれば創業者としてこの上ない事のように思います。


良樹細根
活躍する店舗の裏方にはよい根っ子が張り巡らされています。