旅つづり日々つづり2

旅のような日常と、日常のような旅の記録と記憶。

1さい

2017年06月19日 21時09分36秒 | 日々のこと
つばさ1さい。

朝起きたら、庭のあさがおに「わんわん?」「わんわん?」と話しかけているのを発見。
いたずら全盛期。テーブルの上によじのぼって「どうだっ!!」と威張っていたけれど
福星は「つばさが、かっ、かあちゃんに、おこられる・・・」とドン引き。福にひきずり降ろされて
大泣きしていた。

こういう風に笑う人が自分のすぐそばにいるって嬉しいな、と思う。

沖縄 台湾 雨

2017年06月16日 17時04分14秒 | 日々のこと
台湾に住んでいる友人から毎日毎日大雨が続いているとメール。
沖縄の天気予報はここのところずっと雨。

そうよな。雨に国境なんかないもんな。
そんな当たり前のことすら忘れそうになる。

昨日からお腹が張っていて、だましだまし過ごしていたけれど
今朝起きようと思ったらギューンと痛くて寝返りもできず、息もできず。
万事休す。

たまたまダンナ氏がいたのでよかった。最悪の状態は逃れた。
福は今日が学校プール初日。持ち物チェックをして送り出してもらう。
星はファミサポさんと連絡を取り、ピックアップをお願いする。
つばさはここのところ調子が悪く、昨日の夜中も38度を超えていた。
私いつから熟睡してないんだろう・・・

でも今朝は病院にいくしかない。
心音を確認して、内診。赤ちゃんがさがってきてないか確認するために先生がグイグイ
子宮の入り口を押してくる。痛い。気持ち悪い。怖い。そんなん言うてられへんけど・・・
いくらでも我慢するけどさ。

結果、赤ちゃんに異常はなし。「安静にするしかないね。難しいのはわかるけど・・・
でもあと3か月はお腹のなかにおいとかないといけないからね。」

わかってる。そんなんわかってる。

受診する前からわかっていたけれど、妊娠とか出産って本当に原始的。特効薬もなければ
対処療法もない。「冷やさない。動かない。」できるのはそれぐらいだ。
気が滅入る部分もあるけど、なんてフェアなんだろうと感動する。でも気分は暗い。

午後から子どもたちがひとりづつ帰ってくる。私が病院にいっている間にダンナ氏がつばさを
耳鼻科に連れていく。二人で必死に手分けして、なんとか綱渡り生活が続いている。
夫婦ゲンカはすっかりなくなった。そんな余裕もないのかな。車の中でパンを半分こして
家まで送り届けてもらいそのまま出勤していった。

私の代わりがいない、という現実がこわい。
ダンナ氏の代わりがいない、という現実がこわい。

大人の言い訳と子どもの言い分

2017年06月14日 23時26分02秒 | 日々のこと
自分以外の人の意見もききましょう。
自分の価値観が全てではありません。
自分の受け入れやすい意見だけを聞く耳になっていませんか?
あなた何様?

そう。そうなのだ。自分でいくら考えても計算ドリルみたいに答え合わせができるわけではない。
自分の考え方は合ってるのか?間違っているのか?間違っているとしたらどこが間違っているのか。
何が正しいのか?

よしっ!いってみよう。学校PTA主催の「子どものしつけと学習どうしていますか。ざっくばらんに
語り合いましょう」の会。

6人づつくらいがグループになって話し合う。知ってる人はもちろん誰もいない。
Tシャツの人も・・・いない。

フリートークで話し合われた内容は
・スマホを使わせるならどのアプリを使えば勉強になるのか?
・勉強になるゲームはどれか?
・テレビをみる時間をどうやって決めるか?
・友だちとのアドレス交換でトラブルになったらどうしたらよいか?
・どうやったら勉強できる子に育つのか?
・おもちゃの与え方

だいたいこんな話題をみんなであーだこーだと話しあった。
どの議題でも最後にみなさんが必ず口にするのが「今の子どもは忙しいから・・・(仕方ないよね)」
「モノに囲まれて生活しているから・・・(仕方ないよね)」この二点。

今の子どもが忙しいんじゃない。あなたの子どもが忙しいだけ。
モノに囲まれているからじゃない。モノで囲んでいるだけ。

時代のせいでもなければ、モノのせいでもないし、ましてや子どものせいでもない。
あ・な・た・のせいなのだ。←ここ太字!!!

「あー言いたい。めっちゃ言いたい。今すぐ言いたい。」でも言うのはやめといた。
いろんな意見聞くのが大事なのはよくわかるけれど、まったく収穫ゼロの会合だった。
ますます頑なな自分になって帰宅。意味ないやーん。

共謀罪、このまま通るのか? やりくちがオレオレ詐欺よりひどい。
選んだのは自分たち。もうこの方向でいいんや。そうなんや。私は全くよくないけど、無力だ。

共謀罪と沖縄と

2017年06月13日 22時34分09秒 | 社会と政治のこと
日曜日、「標的の島 風たかた」をようやく観に行ってきた。
前作「戦場ぬ止み」の続きである。

この国会で共謀罪が成立することに賛成だ、反対だ、という意見は置いておいて
(私はもちろん大反対だ)
成立した場合どのようなことが行われるのか、それだけは知っておくべきではないだろうか。
辺野古のゲート前で、高江で起きていること。あそこにいるのは特別な人たちではない。
私はそれを自分で確認したくて座り込みに参加した。
何年か先の日本で起こることが現実になっている場所。それが辺野古であり高江だ。
国会前がああなるだろう。原発に反対する集会の場がああなるだろう。そして沖縄は?

「夏だ海だリゾートだ。沖縄だ。」今年も多くの人が沖縄へ足を運ぶのだろう。
その目と鼻の先で繰り広げられている現実を少しでも多くの人に知ってほしい。

先日釈放された山城博治さんのインタビューが掲載されているDAYS JAPAN6月号も必見。
「辺野古テント村、高江のゲート前という空間は、権力のまさに反対側。自由で、平等で、暮らしやいのちを
守ろうとする人たちが集まる場所。そういう空間がとても大事だし、大好きです。これほど守りたいという
場所は他にない」
ああ、私が感じたのとまったく同じことをあの場所のリーダーは守り通しているんだ。だからあんなカオスの
場所に秩序が生まれ、優しさがあふれ、歌と笑いがあるんだ。機動隊は人を強制排除することはできるけれど
あの空間と空気感を排除することは絶対にできない。負けてるけど勝ってる。山城博治さんの顔がそれを
物語っていた。

相手より一日長く戦えばいい。
そう言ってのける沖縄の人のように私も強くなりたい。しなやかにしたたかに強くなりたい。
知らないことばかりで、わからないことばかりで、感情的にしか物事を考えられない場合がほとんどで、
時間がたてば忘れるし、その時々のブームがやってくるし、ちっとも一貫性がない情けない人間だけど
大事なものだけはぶれることなく絶対に手離さない度胸をもっていたい。その度胸を試される時がきたら
怖いけど、ものすごくおっそろしいけど、はっきりと自由の側を選ぶ人間でありたい。