Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

AVIVA連載

2019年07月19日 | アトリエから
原画を取り扱っているアールビバン株式会社の今月発行の会報紙AVVIAにて、先日発表したオオカミとフクロウの作品が紹介されました。

今回の連載では普段制作で使っているエアーブラシについて書きました。

ワークショップなどでもエアーブラシを使ってみたいという方がいらっしゃいます。

最近は子供用の簡単なものも発売されているようですが、個人でされる際にはマスクや換気などしっかり行なってください。


”絵のある生活”というコーナーでは、フクロウの作品「いっしょの時間2」を飾っていただいている方からの絵の写真とコメントがありました。

展示会で奥さまと息子さんがこの絵の前から離れなかったということや、ご家族が集う居間に飾っていただいているとのことで、とても嬉しく思いました。


次回8、9月に東京と大阪で開催予定のジャパンアートエキスポに向けて、久々に木炭画の出品を予定しています。

また順次ご紹介できればと思います。



右手治療と夏の個展中止のお詫び

2019年07月18日 | アトリエから
今年初旬に、利き手である右手の神経の異常で痺れなどを起こす手根管症候群と診断され、治療を続けてきました。

数年前から時々筆を持つと震えてしまったり力が入らないなどの症状があったのですが、昨年末あたりから悪化し色々と病院を受診したところ、そういった病名が分かりました。

当初は少し仕事をセーブさせてもらっていましたが、治療を受けてからだいぶ回復し、今では通常通り作品制作を続けております。

ただあまり無理はできないということで、制作中もできるところは左手で行なったりして、右手を休めながら制作しています。

小さい頃は左利きだったので、両手が使えて逆に仕事の効率が上がりました(^_^)



昨年、複数の方に今年夏に作家主催の個展を開催しますとお伝えしていたのですが、自身で企画する個展は色々と負担が大きいため、大変申し訳ありませんが今回は中止とさせていただきたいと思います。

今後もアールビバンでの原画出品や新作の制作は、これまで以上に力を入れていきたいと思います。



40歳近くになり、そろそろ体をいたわりながらやっていかなきゃいけない時期なのかなと感じています。

おじいちゃんになっても描き続けていきたいので、自分の体とも向き合いながら活動していきたいと思います。

今後とも応援いただけましたら幸いです。

オオカミ木炭作品の制作過程

2019年07月13日 | 新作、制作過程
先月から制作を始めているオオカミの木炭画シリーズ作品の制作が進んできました。

今回3作品のシリーズで描いていますが、写真はそのうちの2つです。

木の形に合わせて対になるような構図で描いています。

練り消しゴムや指をを使って、オオカミの毛並みを一本づつグラデーションをつけながら消していっています。






オーダーのフクロウ6羽作品

2019年07月03日 | 新作、制作過程
注文で描いているフクロウ6羽の作品です。

花の木という木材を使って木の形に合わせて描いています。

可愛らしい名前の木ですが、明るい木目が新緑の緑を優しく包み込み、削った感じはシナの木のような柔らかさがあり加工しやすいです。


オーダーいただいた方のお孫さん達の写真を見ながら、6羽のフクロウたちにその表情を似せて描いています。

額の木を磨いたり、まだまだ細かいところを描き込んでいきますので、もうしばらくかかりそうです。