制作過程２

カルガモの親子の下地だけ先に薄く塗っておいて、位置を確かめながら水面をエアーブラシをつかって描いていきます。

今回は夕日をイメージして描いています。

カルガモは水草などの生い茂った中で巣を作って子育てをするので、岸を表現したいのですが、あえて描かずに、水面に対岸が映り込むことで近くの巣から散歩に来ていることを表現したいと思っています。

新作カルガモ親子の制作

先日完成したフクロウシリーズが完成してすぐに、次の新作に取りかかりました。

今回はクリの木の記憶として、はじめてカルガモの親子を主題にした作品を制作します。

新作完成

目に光を入れて作品が完成しました。

今回の作品は、同じ２羽のフクロウがじゃれ合っている様子を、同じ場所で連続写真を撮ったような、時間の経過を表現した新しい試みです。

同じ背景でも、光の変化や、滴が葉から葉へ落ちる様子から、時間の変化を表現しています。








「いっしょの時間１」21.0×29.7cm、アクリル、キャンバス、2012年作
「いっしょの時間２」21.0×29.7cm、アクリル、キャンバス、2012年作
「いっしょの時間３」21.0×29.7cm、アクリル、キャンバス、2012年作

新聞掲載

昨日の地元紙に、先日の気仙沼支援学校へ作品寄贈の記事を載せて頂きました。

このような活動が出来るのも、 家族や周りで支えて頂いている方々のおかげです。

来月の金沢での個展では、日頃お世話になっている方々への感謝の気持ちも込めて、このような日頃の活動などもご報告できればと思っています。

製作過程４

エアーブラシと筆を交互に使って、子供のフクロウの羽を柔らかい毛並みに仕上げていきます。

もうすぐ全体が見えてきます。

毛並みに一つ一つ吹きかけていくので集中力がいります。

エアーブラシを使うときは窓を開けて作業するので、今の季節は汗で滑ったり、作品に汗が落ちないように余計に気を使います