お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
今日は本です。
「入江富美子」さんの「へそ道」
サブタイトルは
「宇宙を見つめる 使命を見つける」
です。
なるほどって感じるメッセージが
たくさん詰まった本でした。
まずは、著者の「入江富美子」さん
多彩な経歴の持ち主でした。
ファッションデザイナー
アロマテラピスト
そして、2007年には
「1/4の奇跡~本当のことだから~」
という映画も制作しています。
そして、2016年には
国連NGO平和団体「Peace Maker Group」
の国連における
平和フィルムフェステイバル
映像審査員のアジア代表
にも選ばれているそうです。
そんな「入江」さんのメッセージは
へそで生きる「へそ道」です。
なんのこっちゃ
って話ですよね。
「へそ」というのは「おへそ」
私たちが生まれる前にお母さんと繋がっていた
その部分です。
お母さんのお腹の中では心臓の音を聞きながら
おへそから栄養をいただきます。
そして、母親から繋がっていた
そのおへそを切り離し、この世に誕生します。
そのおへそを切り離し、この世に誕生します。
なので、「へそ」というものが「命の中心」であり
ここがなかったら、私たちの今はありません。
そして、母親、おばあちゃん、そのまた先へ
ずっとつづいていきます。
実は「おへそ」は、そんな壮大な場所なのです。
さらに「やまとことば」と言われる日本語
「あ」「い」「う」「え」「お」・・・
五十音ひとつひとつに意味があるそうです。
「へそ」の「へ」は船の舳先、先端の意味
そして、「そ」は「もと」「祖」「素」であり
すべての元の意味なんだそうです。
本文から言葉を借りると
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「へそ」はすべてのもとから、
今を生きている先の人のところまで
みんあ美しくつながっているよ・・・
そういう意味が込められているのです。
このことが大事だということを
日本人は昔から知っていたのでしょう?
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なので「へそ道」とは
裏表紙にありました。
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「へそ」で生きるとは、
本質の自分との関係を深めていくこと
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そんなメッセージになります。
「へそ」で生きるとは、
本質の自分との関係を深めていくこと
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そんなメッセージになります。
もともと、著者の入江さんが
このメッセージたどり着くまでは
いつも漠然とした不安があったそうです。
それを払拭すべく
「キャリアを積んで仕事がうまくいけば・・・」
「独立してお金んをたくさん得ることができれば・・・」
「好きなことを仕事にできれば・・・」
「結婚すれば・・・」
「子どもを授かれば・・・」
「独立してお金んをたくさん得ることができれば・・・」
「好きなことを仕事にできれば・・・」
「結婚すれば・・・」
「子どもを授かれば・・・」
と新しい目標にむかって取り組みます。
入江さんの凄いところは
このひとつひとつを成し遂げていったところです。
入江さんの凄いところは
このひとつひとつを成し遂げていったところです。
ですが、です。
その目標に到達しても
一向に不安は払拭されません。
「今のままの自分ではダメなんだ、
変わらなければ」
「このままでは愛されない」
「自分ではない何者かにならなければ
受け入れてもらえない」
などなど
「自分ではない何者かにならなければ
受け入れてもらえない」
などなど
みなさま。このように考えたことは
ありませんか?
私は、今もそうです。
自分の中にこんな想いが
いつもあるような気がします。
そうなんです。これは、すべて
自分の外側に答えを求めていた行為なのです。
それが、です。
2005年の大晦日の出来事をきっかけに
大切なことを気づき始めます。
それは、カウントダウン寸前のころです。
私を可愛がってくれた祖母が
2ヶ月まえに亡くなり
その祖母を思い出し泣いていました。
だれよりも自分を可愛がってくれた祖母
ですが、祖母を慕う心の奥から
なぜか「あのくそババァーーーっ!」
という、ありえない想いがこみ上げてきます。
普段なら、こんな想いは一瞬で押さえ込み
感謝しなければと気持ちを切り替えるのですが
今回はそのままにしていました。
すると、もしかすると、この感覚は
「私が小さいころから、
ずっともっていた感覚かもしれない・・」
と気づきます。
「そんなはずはない」と
再度自分の心を探してみましたが
感謝のことばが見つかりません。
ふだんなら、こんな感情はぜったいに
受け入れないのですが
ですが、今回はそうせずにいると
こんな言葉が湧き上がります。
ちょっと父親とのトラウマについては
書いてませんでしたが
こんな言葉です。
「お父さん、隣で死んで怖かったよね。
誰かにわかってほしかったよね。
人のことを考えられなくても
しかたないよ。
感謝できなくてもいいよ。
感謝のできない。
人のことも考えられない
私のままで生きていこう。
この感謝のない私のまま
できることをやっていこね」
その瞬間、スイッチが切り替わるような
感覚が広がります。
「このままの私でいいんだ!ありがとう!」
「感謝はするものではなく、あるれ出すものなんだ」
そんな感覚が溢れ出します。
そんな経験から
この「へそ道」へと繋がっていきます。
そして、入江さんが一番伝えたい
「自分の中に答えがある」
「自分の中にある答えを見出し、
自分を信頼して生きる」
ここにたどり着いたようです。
そして本の最後には
「もとへかえろう、すべてのもとへ」
そんなメッセージで締め括られています。
本当に良いメッセージがたくさん
語られている本でした。
もうかなりまえに
ネイティブ アメリカンの
「アーダニン(Ain.Dah.in)」
という言葉を聞いたことがあります。
これは、「自分領域」「自分の部屋」
という意味です。
迷ったときには、
この「アーダニン戻ろう」
そんなメッセージを思い出しました。
現実の世の中
自分が自分として生きること。
実は難しことなのかもしれません。
ですが、それが自分を開放できる唯一の方法であり
大切なことであるのかもしれません。
最後に入江さんの
「1/4の奇跡~本当のことだから~」
の動画があったのでリンクします。
4分の1の奇跡 ~本当の事だから~ 前編
ということで
今日は
「入江富美子」さんの「へそ道」
でした。