さくら日記でございます。

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★「すべての男にタラモアの露を」アイルランドのウイスキー「TULLMORE DEW」

2019-11-18 06:25:44 | 「お酒、お茶」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日はお酒です。
それもアイルランドのウイスキー
「TULLMORE DEW(タラモアデュー)」です。

また、いつものように
お気に入りの金沢のロックバー
スタージスでいただきました。


お店の扉をあけると
不思議な空間がひろがります。
そして、そこでいつも聞いている
大好きなロックミュージック
さらに旨いお酒を楽しめる
そんな噂が広がったのでしょうか?
不思議と世界の各地から
お客様が訪れます。


あるときアイルランドから来られた
お客様がいました。
音楽は何を聞いていたのでしょうか?
アイルランドと言えば「U2」でしょうか?
そして、お酒は
やっぱり飲みなれたアイルランド地元の
お酒をリクエストされたそうです。

そんなリクエストにも答えられるようにと
この「タラモアデュー」
いつもおいているそうです。

こちらは、スタージスのマスターが歌う
アイルランドの民謡?U2のバージョンも同じみの曲です。
U2 Van Diemen's Land 


このタラモアデュー
ウイスキーの本によると
「Give every man his DEW」という
宣伝コピーで発売されたそうです。

「DWE」は「露」という意味
なので「すべての男にタラモアの露を」
って感じでしょうか?
この宣伝文句でタラモアデューは
アイルランドで売れまくったそうです。

そんなタラモアデュー
その歴史は古く1829年に遡ります。
タブリンから80キロほどある
タラモアに地元の名士
マイケル・マロイが蒸留所を創業
しました。


そして時が流れ
15歳で蒸留所に入った叩き上げの
技術者、ダニエル・E・ウイリアムス

蒸留所の運営を任されたとき
製品化されたのが、この「タラモアデュー」

なんだそうです。
「D.E.W」は「露」の意味であるとともに
彼の名前
「Daniel E.Williams」の
イニシャルでもあります。

こんな歴史でタラモアデューは大躍進を
とげますが、
20世紀に入り、世界大戦や
アメリカの禁酒法を受けて衰退
1954年には閉鎖されてことになります。

その後、ブランド権は他社に移りますが
場所を変えて、造り続けられました。
そして、2010年
アイリッシュ復活の流れを受け
スコットランドの
ウイリアムグラント&サンズ社が
タラモアデューのブランド権を回収

2014年には、タラモアの町から3キロ
の場所に、新生タラモア蒸留所が誕生
します。
無事復活を果たしたわけです。

テイスティングノートは

◆香り
軽やかなユーカリ油、
乾燥イチジク。
加水でよりクリーミーに。
ネーブルオレンジの甘い香りも

◆味わい
最初に爽やかなフレッシュフルーツ
続けて焦げた木の風味。
しっかりとしたバニラの甘味。

◆総合
しっかりとした甘味を楽しめる。
酒齢は若いようだが
バランスは良好
ロックでも水割りでも
ソーダ割りでも楽しめる。

そんな感じです。
私的にはいつものウイスキーと
ちょっと違う味わい
行ったことはありませんが
アイルランドを思い浮かべながら
飲むとなかなか
いい感じにいただけました。

ということで
今日はアイルランドのウイスキー
「TULLMORE DEW(タラモアデュー)」
でした。