確か白花種を最初に見つけたのは、長谷池近くのアジサイの下だった。
その後、一度きりしか見ないが
立石の道路と歩道の分離帯の植え込みで見つけた。
その白花は同じ場所で毎年咲いている。
わかりにくいけれど茶色に見えるのがおしべ、その下に白く見えるのがめしべと思っていたが
正しくはおしべの距、めしべは上唇部に寄り添っている2個あるおしべの間に見える。
(2016.08.22 森林植物園)
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花冠が落ちた部分に果実、種子は4個入っている。
キツネノマゴ(狐の孫) キツネノマゴ科キツネノマゴ属 Justicia procumbens
(2016.08.18 森林植物園)
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キツネノマゴのおしべ、めしべ。 右はキツネノマゴの初冬の姿。
【訂正】 画像左の説明は間違っているので書き直したのが下図。
キツネノマゴのおしべは左右に2本、上唇片沿っているのだが、葯はそれぞれに2室。
その下側の葯に「距」があり、上の図ではそれをめしべと誤認している。
森林植物園の白花種
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去年のキツネノマゴ
それを画像に残すのはもっと苦労しますね。
果実・種子は気になりながら一度も撮ることをチャレンジした事がない気がします。
次の夏には…と、私も思いを新たにしました。
キツネノマゴ…お花の頃も好きですが
「初冬の姿」からがより魅力的に感じます。
少しずつわかって来たように思います。
来年は是非種子も見てみたいです。
雌しべは二つ並ぶ雄しべの葯の間…
その下の距の上側に柱頭をのぞかせているのですね。
ありがとうございました・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・