比較するものがない。
この個体一つだけしか生えていない。
周りには、ツルボが点々と穂を伸ばして輝いている。
草丈10センチ程度の、幼苗とでも言えそうな貧相な姿。
ヒメジソ?とも見えるけれど、毛深いし鋸歯が浅い。
ヒメジソは紫蘇に似た葉を付けるけれど、食用にはならない。
イヌコウジュもナギナタコウジュのようには「香需」の原料にならない。
けれど、野の花としては十分に優しく、秋の野辺には役に立つ。
(2010.09.29 須磨)
☆
森林植物園の中では、足下に幾つもの秋草。
探す必要など無い。
座り込めばその周囲はみんな秋草。
(2010.10.05 森林)
(2010.10.07 森林)
(2010.10.11 森林)
伊川のミゾソバを撮っていて見つけた。
イヌコウジュ(犬香需) シソ科イヌコウジュ属 Mosla punctulata
(2010.10.13 伊川下流)
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撮りたい花をそのままに撮っているだけで、十分に満足出来ると思います。
高校時代の三年間、殆ど写真屋に入り浸って店主の罵声を浴びながら、
手ほどきして貰いましたから、撮り方のコツなど基本部分は何十年経っても、
デジタルに変わっても染みついています。
撮りたいものが「子どもたち」から「花」に変わったのですが、
やはりありのままを撮りたいと思っています。
子どもの表情も、ありのままに接しているときが一番輝いていた気がします。
画像の優劣は、野の花の場合余り気にすることは無いです。
咲いている場所柄、思うように撮れない場所ばかりですから。
やはり撮りたいものを自分のスタイルで撮り続ける…、
周りの雑音には耳を傾けない方が良いと思います。
私もイヌコウジュを見てきたのでそのうちアップしようと思います。
でもこんなにきれいにはっきり撮れないので下手くそですけど・・・
ヒメジソも見たのでそれと一緒に入れようと思います。
鋸歯が明確かやや浅いかで区別するのがいいようですね。
花は両方共よく似ていました。
今度写すときは毛深いかどうかと鋸歯がよく写るように撮りたいと思います。
そういってもすぐに忘れてしまうんですけど・・・
第一思っていてもうまく写せないことがほとんどなのでこれが難題です。